超知シリーズ第2弾  祈りの島「沖縄・久高島(自費出版)のあらまし
 

 私のライフワークの三本柱は、UFOの研究、死後の世界の探求、そして、人類と地球の歴史の探索である。これまでは、それぞれのテーマごとに書き上げてきたが、超知シリーズ第1作目の『アセンションに向けて』は、三本柱の三つの分野をミックスした内容となった。

今回の第2作目もまた同様で、祈りの島として知られる久高島を探訪した際に知った不思議な話と、沖縄のカミンチュ(神人)比嘉良丸氏の祈りの旅のドキュメント、それに、いつ起きてもおかしくない東海地震と浜岡原子力発電所の原発震災レポートを、メインテーマとしている。

 久高島とのご縁のきっかけは、2006年11月から始まった私の沖縄講演会であった。その後何回か訪問しているうちに、神の島・久高島の存在を知るようになり、講演会のスタッフの皆さんに案内されて訪ねることになった。

祈りの島、神の島と呼ばれているだけあって、島には、カミンチュやユタと呼ばれる神職に就かれた方達がたくさんおり、今でも御獄(うたき)と呼ばれる祈りの場で、年に何回か、島を挙げての祭祀が行われている。

その中でももっとも有名なのが、イザイホーと呼ばれる祭祀であるが、取り仕切る久高ノロや外間ノロと呼ばれる神女がいなくなってしまったために、既に途絶えて30年近くになる。今回は、故比嘉康雄氏がペンとカメラで残した記録をもとに、その祭祀を追ってみた。

また、イザイホーと同じく重要な祭祀で、今でも行われている「ハンザァナシー」は、島の人々の原郷(ルーツ)がニライカナイと呼ばれる今はなきムー文明であることを伝えている。

 取材中に、本土では聞けない珍しい話を幾つも聞かさせてもらうことができた。その中でも、第1章の、ヒジムナーと呼ばれる奇妙なコビト人間の話は、大変興味深いもので、異次元の世界が実在することを知る手掛かりとなるものであった。

 また、第2章の沖縄本島に住む比嘉良丸氏の祈りの旅の話も驚異的であった。神々から啓示される事故や自然災害と、それを抑えんとする比嘉氏と神々とのやりとりは圧巻で、我が耳を疑うような話の連続であった。

 奇しくも、ジュセリーノ氏と同じ1960年生まれの彼は、小さい頃から童神(わらべがみ)と呼ばれ、さまざまな予知無や夢や霊的現象を見せられてきた。この点も9歳から予知無を見始めたジュセリーノ氏とよく似ている。

彼もまた、9・11同時テロをはじめ多くの事故や自然災害のヴィジョンを見せられてきているが、彼がジュセリーノ氏たち予言者と違うのは、見せられた災害や事故を現実のものとならないよう、命がけで神事をすることである。

 今年7月に発生した中越沖地震が今一歩のところで、原発震災に至らなかったのも、彼のような「祈りの人」のお陰である。彼はまた、神々から、これから発生する世界中の出来事を次々と知らされており、その内容は凄まじいものである。

 ジュセリーノ氏が場所を予知できなかった12月のアメリカのテロが、ハワイ島で発生することを知らされ、それを抑えるために、長躯ハワイ島から八丈富士まで必死の神事続けてきたことを知れば、その凄さがわかろうというものである。本書では、その詳細を書き綴っている。

 比嘉氏の話の中には、危機一髪のところで免れている地震と原発震災の話が、次々と出てくるが、第3章に書いた東海地震と浜岡原発のレポートをお読まれれば、首都圏や関東圏に住んでいる人々は鳥肌が立つはずである。

 一昔前の10年が、あたかも1年に凝縮されているかのように感じられる昨今であるが、本書がそんな早い時の流れの中で、アセンションに向かって進んでおられる読者の意識の覚醒に、少しでもお役に立つことが出来たら幸いである。

 故比嘉康雄氏が残された祭祀の貴重な写真を、奥様の特別のご許可を得て掲載させて頂くことにした。なお掲載の写真は久高島宿泊交流館に展示された写真の複写であるため、比嘉氏の繊細な描写を忠実に再現できていない点をお断りさせていただく。

 機会を見つけて久高島宿泊交流館を訪ねられ、実際の写真をご覧になられると、その素晴らしさに感激されること請け合いである。

 

 

 

フボー御獄(うたき)で
祈る神女

イザイホーに向かう
久高ノロ

イザイホーの最終日
に神女が舞う円舞

 

大量祈願祭に向かう
神女たち

 

 

 

久高島カベール岬@

 

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沖縄本島@

 

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