先週、帯広から帰宅した翌日、ポロハウ長老が来訪された。我が家でお会いするのは3年ぶりである。久しぶりに夜遅くまで語り合うことが出来、最近の世界情勢からウォータークロックの進捗状況まで興味深いお話をお聞きすることが出来た。その一つ一つが、私がHPでお伝えしている事柄を裏付けるもので、時の流れが加速してきていることと、真実がいかに隠蔽され続けているかを改めて思い知らさせるところとなった。
伝えられた話の内容はいずれ機会を見つけてお知らせしたいと思っているが、来訪された目的の一つがニュージーランド北島と八ヶ岳山麓とのつながりの中で、特にマラキーホ山の山頂近くにある3つの聖となる湖と徳乃蔵とが、光のトンネルで繋がっていることについてのお話であった。 その詳細についてもいずれお話しするつもりであるが、徳乃蔵をオープンすることになった背景には驚くような意味があったようである。
帰り際に長老が語った「龍神と縁のある一人でも多くの人々が、この徳乃蔵を訪ねることを願っています」という一言がそれを物語っている。どうやら読者が小淵沢の地を、そして徳乃蔵を訪ねることには深い意味があることは間違いないようだ。
龍神様の存在や龍神伝説に特別の関心があったわけではない私が、突然、日本の古代史や龍なる生命体に関心を持つようになり、『龍蛇族直系の日本人よ!』を書き上げた後、『世界に散った龍蛇族よ!』の取材のために、急遽、ニュージーランドを訪ねることとなった経緯については、読者は既にご承知の通りである。
強風と雨、さらには一寸先も見えない濃霧の中を、決死の思いでトンガリロアルペンルートの険しい路を登ることになったこと、山頂付近にある「龍の目」と呼ばれる3つの池で、長い間閉じ込められていた龍たちを解放する祈りを捧げたこと、その直後、空に何百という龍神雲が浮かび天高く飛び立っていくのを、通訳の鈴木美穂さんと涙ながらに目にしたことは、著書に記した通りである。
トンガリロでの龍の解き放ちだけでなく、世界で最古の歴史を保持し続けているワイタハ族の秘伝継承者・ファトゥクラであるポロハウ長老に案内されて、幾つかの聖なる地を巡礼したこと、「龍の巣」に数百年前から棲み着いておられた「黄金の龍」に、縁あって私自身の守護霊となって頂いたこと・・・・・・、それら全ての出来事の背景には深い意味が秘められていただけでなく、「徳乃蔵」をオープンしたこと自体もまた、そうした流れの中の一つの大事な出来事であったことを、改めて知らされるところとなった次第である。
今改めて龍蛇族系の2冊の本を読み直して、ニュージーランドを始め、メキシコ、グアテマラ、ペルーを精力的に探索し、短期間の内に2000枚の原稿用紙を書き上げたことに驚かされたのと同時に、
道を違えずにここまでやって来れたことに感謝の気持ちで一杯である。
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