八千穂高原を訪ねる

時の流れがやけに速い! 皆さんもそう感じておられるだろうか。2007年も残すところ1ヵ月余、気候変動が一段と身近に感じられた1年があっという間に終わろうとしている。

11月初旬、札幌と沖縄の講演会を支援して頂いているボランティアの皆さんが訪ねてこられた。お陰様で、札幌、沖縄の両講演会も盛況の内に1カ年を経過。時の近づく中、意識の覚醒に向かう人々が次第に増えてきていることは喜ばしい限りである。

八ヶ岳高原は皆初めての方たちばかり。バスでご案内したが、あいにく天候が悪く八ヶ岳の晩秋を十二分に堪能して頂くことが出来なかった。それでも所々で日が 射す場面もあり、眼下に広がる色鮮やかな紅葉に歓声があがった。

沖縄の方たちは、本土に来られない限り紅葉を見る機会がないのだ。それだけに標高1500mの八ヶ岳高原に広がる紅葉のパノラマには感動されたようだ。

清里、野辺山を通って日本一の白樺林で有名な八千穂高原に向かう。標高2000mの白樺林は霧に覆われ幻想的な景色が広がっていた。

追記

札幌講演から戻った翌日、好天に恵まれたので時間を作って再び清里まで出かけてみた。紅葉の彼方に富士山がくっきり浮かんでいる。カメラマンにとっては願ってもないチャンスだ。地元にいるとこうしたチャンスに恵まれるから幸いである。晩秋の紅葉4枚を追加したのでご覧頂きたい。

 

 

 


途中、富士山が見えると一斉に車から出て、シャッターを押していた。
 

清里に向かう陸橋からの展望 @

A

B

 

 

 

 


 

 

霧に包まれた白樺林に
カラ松が色を添えている

標高が1500mを超す高地に茂る「ダテカンバ」は、若木のうちは真っ直ぐだが、加齢する内に、積雪の重みに絶えかねて曲が りはじめ、老木になると、まるで指を広げたような姿になってくる

 

 

今週いっぱいが見頃の
晩秋の紅葉

紅葉の彼方に白雪を頂いた富士山がくっきり浮かんでいる

八ヶ岳を背景にした
カラ松林

 

八ヶ岳の主峰赤岳も
雪化粧を始めていた。