陸中・秋田の雪景色
1月11日、合併後、「北秋田市」に変わる秋田の阿仁町(あにまち)へ講演に出掛けた。
秋田新幹線「こまち」で角館(かくのだて)へ、そこから秋田内陸線鉄道で1時間ほど走ると阿仁町に着く。
阿仁町は現在は人口6000人ほどの小さな町だが、炭鉱が盛んであった当時は、銅や錫の鉱山町として2万人を越す人口を擁した賑やかな町であったようだ。
講演の日を挟んで4日間、秋田県陸中地方は2メートルを越す大雪に見舞われ、車中から眺める景色は文字通りの「銀世界」。
太平洋岸に住む我々には羨ましいほどの白銀の世界も、地元の方にとっては、雪の中の通勤・通学、それに雪かきや雪下ろしと、難儀な日々が続く。