上高地を訪ねる
9月最後の連休に上高地を訪ねる。
日本有数の名勝地として名高い上高地は、標高2900から3000メートル級の穂高連峰や、焼岳(2455M)、六百山などの高山にとりかこまれた盆地で、その中心を明神池や田代湖、大正池などを連ねて梓川が流れている。
山頂部は、高山植物の種類に富み、山腹は針葉樹、落葉広葉樹の天然林におおわれ、渓流沿いにはケショウヤナギが群生し、美しい景観を見せている。
また清らかな伏清水をたくわえた湖沼地帯にはヤマメが棲み、また、水生植物や湿原植物の群落が発達し、マガモなどの鳥類や高山蝶が生息している。