10月24日、八ヶ岳に隣接する瑞垣山(みずがきやま)に出掛けた。
山頂に近づくにつれ、赤、黄色、橙、木の葉はその色合いを増して輝くばかりだ。
コバルトブルーの渓流を背景にした紅葉は一段と鮮やかさを醸しだし、その景観は東北の奥入瀬を思い起こさせる。
林の中に足を踏み入れると、逆光に浮かび上がったモミジが、透き通った葉をキラキラと輝やかせながら穏やかな秋風に揺れている。
撮影指導 桑島献一氏