センネンダイ
体長60p
沖縄以南、インド西太平洋、
紅海、アフリカ東岸、オーストラリアなどのサンゴ礁や岩礁周辺に棲息
頭部から尾びれにかけて、
3本の赤いラインがちょうど「小」という字に見えるのが
特徴。
コントラストは幼魚(写真下)ほど鮮やかで、老成するにつれて徐々に不鮮明になっていく。
幼魚
(リンク先 @) |
モンツキハギ
体長35p
伊豆半島以南、東インド洋、オセアニア、マリアナ諸島に分布。
浅いサンゴ礁域で単独または小さな群れで遊泳しているのはよく見かけるが、成魚を見ることは非常に稀である。
幼魚は下の写真@のように、全身黄色だが,成長すると前半がうす黄色,後半がうす茶色で目の後ろに橙色の
班紋が出る。(写真A)
幼魚(写真@)
写真 A(写真@から半年後)
側面の前後が薄茶と焦げ茶の2色に分かれはじめ、眼の後ろにある橙色の斑が現れてきている。
(リンク先 A)
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サザナミヤッコ
全長40cm
千葉県以南、インド、中部太平洋に分布。浅海のサンゴ礁や岩礁に生息する。
幼魚は成魚と全く異なり、濃紺の地に白線が弓なりの縞模様なので、さざ波に見立ててこの和名がつけられた。(写真下)
成長するにつて模様が著しく変化する。観賞魚として数多く飼育されていて、幼魚、成魚とも餌付きは良く、丈夫で育てやすい。
幼魚(全長4p)
若魚(全長15p)
(リンク先 B) |
アデヤッコ
体長40p
慶良間諸島以南、インド洋・西太平洋に分布する。
浅海の岩礁域・サンゴ礁域の潮通しのよい礁斜面・ドロップオフなどに生息する。
日本で見ることは希である。主に単独で生活するが、ときにペアで見られる事がある。
目の周りが黄色で口から鰓にかけて鮮やかな青色をしており、体色の美しいキンチャクダイ科の中でも一段と艶やかなのでアデヤッコとされる。
ヤッコの由来はキンチャクダイ科特有の大きな棘(とげ)を奴(やっこ)さんのヒゲに見立てたところから来ている。
アデヤッコも幼魚の頃は模様が違い、縦縞である。
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