紅葉を撮る
10月15日、この秋はじめての快晴の早朝、友人夫婦と一緒に奥蓼科の紅葉見学に出発。清里、野辺山を通って、長野県の佐久市から望月町に入り、春日渓谷から大河原峠へと向かう。
今年は8月中旬から天候不順が続き、八ヶ岳高原から蓼科一帯は雨や曇りの日の連続であった。
そのため、今年の紅葉はあまり期待がもてなかったが、山の頂に近づくにつれ、赤色、黄色に染まった見事な紅葉が目を楽しませ始めた。
大河原峠の頂上付近、午後の陽に照らされ一段と鮮やかさを増した紅葉が山肌を覆う。彼方には、昨夜の雪で初の冠雪をかぶった北アルプス連峰が浮かんでいる。
自然が醸し出すその美しさに思わず歓声が漏れる。身も心も紅葉に染まった秋の一日であった。
都会を離れられない皆さんには、一足早い信州路の紅葉を写真で堪能して頂くことにしよう。