諏訪湖まつり
8月15日の終戦記念日は、恒例の「諏訪湖花火大会」の日でもある。
友人のお誘いを受けて、孫と子供たちを連れて出かけた私は、頭上で繰り広げられる光と音のショーを堪能しながら、40数年前の子供の頃を思い出していた。
戦後間もなく始まり、今年で54回目を迎えるこの花火大会は、全国の花火大会の中でも数本の指に入ると言われているほど、歴史と豪華さを誇っており、この日も35万人の見物客で湖畔は埋め尽くされていた。
普段なら家から30分ほどの諏訪湖も、この日は車でおよそ2時間半。帰りは渋滞を避け、霧ヶ峰から蓼科へ抜けて帰路についた。途中、およそ2000メートルの山頂は肌寒い程で、夜空にはひときわ多くの星が輝き、獅子座流星群の名残りの流れ星を眺めながら、子供や孫が歓声を上げていた。
花火の写真撮影には、それなりのテクニックがいるようだ。勉強不足のため、素晴らしさを十分にお伝えできないが、多少でも目の保養になったらと思い、10景程を掲載することにした。