コマドリを撮る

五月の半ばを過ぎると、「ヒンカララ、ヒンカララ」とコマドリの鳴き声が聞こえ始める。

コマドリ(駒鳥)という名前は馬の鳴き声に似ているところからつけられたものであるが、日本三鳴鳥に数えられるだけあって、姿も鳴き声も美しい。

笹の葉が密生し、清流の流れる山間部がコマドリの繁殖の地である。鳴き声から存在場所を知ることが出来ても、藪の中を好むため、絵になる場所になかなかとまってくれない。

野辺山の奥深い渓流で待ち続けること三日間、水を飲みに現れた時をねらって、どうにか撮れた数カットの内の三枚を掲載した。

労多くして実りの少ない日々の中で、八ヶ岳高原の初夏を彩るレンゲツツジが目を楽しませてくれる。

花の大きさは日本のツツジの中で最大で、6センチほどの花が2〜8個つく。花の色は濃い朱色からうすいもの、さらに、キレンゲツツジのように黄色いものもある。

花の美しさと裏腹に、有毒で葉はアンドロメドトキシン、花はロドヤボニン、根にはスパッソルを含んでいる。牧場などに大群落を作ることが多いが、牛も有毒であることを知っており、食べないことから群落しやすいものと思われる。

 

 

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コマドリの雄 @

 

A 全長14センチ

B

フクロウのヒナ

 

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オナガの子供@

 

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レンゲツツジ @

A