今年もまたやって来た「サンコウチョウ」
印象的なブルーの目と長い尾を持ったサンコウチョウが今年もまたやってきた。
この時期のサンコウチョウはまだ尾が傷ついていない。暗い林の中を好み、動きが素早いため撮影は至難を極める。巣作りで場所を移してしまったため、今年は一度の撮影チャンスしかなかった。
近くのため池でカイツブリが雛(ひな)を孵(かえ)した。尾のない水鳥で、潜水して小魚を補食する。キリキリキリとかん高い声でなく。
体長6〜7センチのヒナは餌をもらうときは水面に降りるが、少し長い距離を泳ぐときや、人の気配を感じて親鳥が警戒音を発したときには、親鳥の背中に乗り移り、羽の下にもぐり込む。
6月の末、珍しく家の庭にコゲラのヒナが飛んできた。柏の木にとまった姿を見ると、背中の羽がまだ生え替わっておらず、産毛がまだ残っている。巣立って間もなくのようだ。