春到来
八ヶ岳山麓にもようやく遅い春がやって来た。
今年の冬は八ヶ岳周辺の野鳥に異変が起き、冬の渡り鳥が姿を見せることがなかった。富士山麓も同様で、バードウォチャーや野鳥写真家にとって手持ちぶさたの日がつづいた。
諏訪湖の湖岸には、例年、暮れから正月にかけてレンジャクが姿を見せる。湖岸の道路沿いのナナカマドの実を食べるためだ。ところが今年は2月が過ぎても一向に姿を見せず、季節はずれの3月初め、例年より3ヶ月も遅れてやってきた。
北海道で野鳥の大量死が発生して新聞を賑わせていたが、どうやら日本海を渡ってくる鳥たちに何か異変が起きているようだ。
4月に入って、我が家の庭の木にコゲラがつがいでやって来た(写真・コゲラ@)。小さいうえに動きが早いので、ピントを合わせるのが難しい鳥の一つだ。