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黄金のマスク(横像:正面像)
ツタンカーメンの死の間際の肖像をかたどったと思われる黄金マスクは、王のミイラの頭部を覆っていた。王の象徴である蛇と禿鷲(はげわし)の紋章のついた、メネスと呼ばれる頭巾(ずきん)は、鉛ガラスを流し込んだ黄金製で、目の部分にも象眼が施されている。
高さ54p、幅39.3p
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貴石を象眼した黄金の腕輪
3つの大きなアピスラズリ製のスカラベ(フンコロガシ)が、聖なる蛇にはさまれて並んでいる。 |
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胸飾り : プタハ神とセクメト女神に囲まれたツタンカーメン
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カノピス容器(死者の内蔵入れ)
王の内臓(肺、胃、肝臓、腸)を入れた、アラバスター(石化石滑石)製のカノピス容器 |
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黄金の厨子(二枚扉の箱)
厨子(ちゅうし)と呼ばれる二枚扉の黄金の箱の中には、王の内臓を入れた上記のカノピス容器がおさめられていた。
厨子の4つの側面には、それぞれひとりずつ女神が立っている。ネフティスは死者の「肺」を守り、ネイトは「胃」を、イシスは「肝臓」を、セルケトは「腸」を守っている。 心臓だけは、死者の体内に残さなければならないとされていたため、取り出されていなかった。
この厨子の高さは2m、幅は125cm、奥行きは153cm。
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アヌビス厨子(ちゅうし)
金箔が張られ、目は黒曜石、爪は銀で作られたアヌビス神が座した厨子の中には、宝石や護符が納められていた。
アヌビスは、古代エジプトで神聖視されたjジャッカル(ヤマイヌの一種)である。 |
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チーターの形をした葬儀用寝台
彫刻と金メッキを施した大型の葬儀用寝台。チーターをかたどったこのベッドは、しばしば間違って「ライオン・ベッド」と呼ばれることがある。
(長さ181p、幅91p)
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香油壺
金と象牙で装飾されたアラバスター製の香油壺。二人のナイルの神が真っ直ぐに立って、蔓(つる)になった枝を支えている。
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黄金の玉座
ツタンカーメンの黄金の玉座で、宗教儀式以外の時に使われたものであるとされている。
肘掛けの部分は王冠をつけた翼のある蛇の形をしており、その広げた翼が、王の名を保護するかのように覆っている。
前部の2本の足の上部には、みごとなライオンの頭が取りつけられている。 玉座の高さは104p、幅53p、奥行き64.5pである。
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玉座の背もたれに描かれたツタンカーメンとその妃
玉座の背もたれには、王宮の部屋でくつろぐ王と王妃の姿が描かれている。 衣服の部分は銀で、背景は金の板でつくられ、人物の各部分には、赤色鉛ガラスと青ガラスが使われ、アラバスターの象眼がはめられている。 背部53p平方。
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ツタンカーメンの等身大鍍金木造
ツタンカーメンの等身大の木像。黒いニスが塗られ、部分的に金箔が張られている。同様の像がもう一つあって、1体の像は、王の玄室を守るかのよに、入口の両側に立っていたという。 高さ173p。
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黄金の小像
右端は、下エジプトの王のしるしの赤冠をつけ、平底のボートの中に立って銛(もり)を投げているツタンカーメンの像である。
一方、左端の像は、上エジプト王のしるしの白冠をつけ、黒くラッカーを塗った豹の上に立つツタンカーメン王。いずれも鍍金(メッキ)した木像で、高さ75pほどの小さいものである。
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