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再びアンデス越え

 
最初の学校建設地「キタパライ」へ

早朝4時起きで、バスの上に荷物を積み込み、朝食抜きで急いで出発。外はまだ真っ暗で夜中のようだ。

この時間に出発しないと、途中から船に乗り継ぐ時間が狂ってしまうからだ。万が一、船の上で陽が落ちてしまったら大変なことになってしまう。船といっても我々の乗る川船はボートを大きくした程度の代物なのだ。

バスの中でパンをかじりながら川沿いのでこぼこ道をひた走りに走る。両岸の熱帯雨林の木々には霧がかかり、色の付いた墨絵のような景色がつづく。昨夜の雨のせいか、道中、山の谷間を流れ下った水があふれ、随所で道は川と化している。車に負担をかけないように、全員が車から降りて、るぶしまで水につかって川を渡ることになる。

陽がすっかり昇った辺りで、道沿いにある粗末な小屋の茶店に寄り、スイカを食べる。写真撮影に夢中になって最後にありついたスイカの味はいまひとつであった。早朝から走ること5時間。川船が待機するキテニ(KITEN)の町に着く。

ここから船に乗り換えキタパライ村を目指すことになる。ボートの親分みたいな長細い船にエンジンが付いた川船で、アマゾン源流の渓流を下ることになる。

両岸には熱帯雨林特有の鬱蒼(うっそう)とした木々の中に赤や黄色の原色の花をつけた巨木が点在し、ジャングル地帯に入ってきたことを実感させる。

 

 

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霧がかかった熱帯雨林
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スイカを切るママの背中でご機嫌の赤ちゃん

道路は至るところで河と
化してしる

 

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キテニの町に近づくと、学校へ通う子供達の姿が見えてきた

 

キテニの町

 

リヤカーに乗る子供

道路沿いに立ち並ぶ市場

 

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キテニから川船に乗り
換える

 

船とは名ばかりのボートの兄貴分のような船で「キタパライ」へと向かう



両岸には原色の花をつけた大きな木々が見え始めた @

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