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エジプト考古学博物館 を訪ねるエジプト考古学博物館(通称「カイロ博物館」)はカイロ市内にあり、二階建てで コロニアル風の美しい建物である。建物の大きさはたいしたことはないが、部屋数は100以上あり、各部屋に世界に誇るエジプトの秘宝がびっしりと展示されている。 ゆっくりと見学しようと朝一番で出掛けたが、開門前の入り口は、既に長蛇の列でごった返していた。毎年二百万人も訪れる観光客の多くは外国からであるという。チケット売場の近くに立っていると、英語、フランス語、イタリア語といろいろの国の言葉が聞こえてくる。これらの観光客のお目当ては、二階のフロアーの半分を占めるツタンカーメン王ゆかりの品々であることは間違いなさそうだ。 このページは、こうして撮影した「黄金のマスク」をはじめ、宝石が象眼された黄金の柩、四方を可愛らしい女神像で守られた木製金張りの厨子、素晴らしい彩色の木製金張り椅子など、1922年にハワード・カーターによって発見されたツタンカーメン王墓の埋葬品の数々をご覧頂くことにする。
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@ 博物館正面 朝一番から観光客でごった返している。 A 博物館内部(2階から展望) ここからツタンカーメン王(在位 B・C1334−1325年)に関する遺物の写真。 |
B カノピス容器(死者の内蔵入れ)を納めた大きな 二枚扉の箱の四つの側面に、一人ずつ女神が立ってファラオの内蔵(肺、胃、肝臓、
腸)を守っている。心臓だけは死者の体内に残さなければならないとされていた。
G 黄金の王座T
王座の背もたれに描かれた、王宮でくつろぐツタンカーメン王とその妃アンケセンアメン。
I 埋葬品T 副葬品として埋葬されていた黄金の装身具
J 埋葬品U
K 埋葬品V
L 埋葬品W |