アカスジカメムシ
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アカスジカメムシ
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頭は先端が尖った三角形、前胸は左右に張り、羽根に覆われた胴体は後ろすぼみになっているので、全体はおおよそ五角形の底を引き伸ばしたような形になっている。背中が平らで、甲羅に覆われた外観が亀を思わせるところから、
「カメムシ」の名が付いたといわれている。
カメムシといえば悪臭を放つ虫として知られており、我が郷里では、「ヘコキムシ」とか「ヘッピリムシ」と呼ばれている。しかし、いつも臭いを出しているわけではない。大人しく止まっているカメムシを驚かさないでそっと近づいてみれば、臭いがないことが分かる。外部の刺激をうけた際に、警告のために悪臭を出すのである。
こんなカメムシに出会い撮影を続けていると、甲羅や羽の色が異なるさまざまな種に出会い、こんなに種類が多いのかと驚かされた。私が撮影しただけでも、その数およそ1
5種類。撮影を終えて、図鑑でそれぞれの名前を調べていると、背中に赤と黒の筋の入ったカラフルな「アカスジカメムシ」の姿が目についた。
何とかこの「アカスジカメムシ」見つけて写真に収めようと探していたところ、家の近くにある「花パーク」の入り口近くで、交尾中の数匹のアカスジカメムシの姿を見つけることが出来た。カメムシは前述のように、悪臭を放つことで知られているが、今回、接眼レンズで15〜20センチの距離に近づいて撮影を繰り返したが、幸い一度も悪臭を嗅ぐことはなかった。
今回撮影した虫もそのほとんどが10〜13ミリ以下で、探す気持ちがなかったら、みな見過ごして通り過ぎてしまう小さな虫たちばかりである。しかし、こうしてアップで映し出してみると、どれもがみなそれぞれに個性を持った生命体として、この世での生を謳歌(おうか)していることが実感できる。
大小だけでなく、姿、形、色、模様 ・・・・・ それにしても、よくこれだけの種が誕生したものだと感心する。図鑑を見てみると「カメムシ」の名のつくものだけでも60種類を超しており、「カメムシ目」ではその4倍もある。みな必要があっての多様化であることを考えると、人間にも様々な人種がいて当たり前である。容姿、言語、皮膚の色 ・・・・・ この世での学びの目的がみな違うわけだから、様々であることが当たり前なのだ。
「八ヶ岳高原を舞う蝶」に、新たに10種類ほどの蝶の写真を追加しておいたので、関心がある方は見て頂きたい。
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チャイロクチブトカメムシ
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アカアシメクラガメ ? |
? |
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ナガクロメクラガメ ?
まるで和服を着た人形の
ようである
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キバラヘリカメムシ |
ナガメ |
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クサカゲロウ
全身緑色の美しいカゲロウ
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アオバネハゴロモ ? |
オオヨコバイ |
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ヤマイモハムシ |
クスベニカミキリ
or
ベニホタル
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