コロナ禍の中、来訪者もなければ訪ねていく先もない。2階の窓から眺めても人の姿はまったく目に留まらない。見えるのは帝京第3高校の通学の生徒の姿だけ。続けている夕方の散歩でも人と出会うことは皆無に近く、稀に出会ってもマスク姿ばかりで会話を交わすことなど皆無である。それにしても、なんともはやおかしな世の中になってしまったものだ。
そんな世の中でも、歳月だけは速足で過ぎ去っていく。今日は10月もはや半ば。気分転換に写真でも撮りに行こうかと周囲を見回したが、標高880mの我が家周辺ではまだ紅葉はツツジ位しか見られない。蓼科山系や八ヶ岳山麓なら眼にできるだろうと思い、昨日、標高1800mの白樺湖を訪ねてきた。
標高の高いこともあって白樺湖一帯まで進むと、幸い朱に染まった色鮮やかな紅葉を目にすることが出来た。同行したステラも車から降りると嬉しそうにはしゃいでいた。次回は八ヶ岳山麓の清里、野辺山方面を訪ねてみようかと思っている。読者の皆さんの心の癒しに少しでもお役に立てて頂ければ幸いである。