2019年を振り返る
一段と厳しさを増しそうな2020年
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我が家近くから眺めた昨日の八ヶ岳連峰 |
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HPの掲載も早20年を経過したが、年頭に当たっての所感を記すようになった2017年以来、お伝えし続けて来たことは「年々再々、社会の混乱、経済の異常、自然災害、そして人心の乱れ ・・・
・ どれもが、一段と混迷さを増す中、今年もまた、かって経験したことのないような悲劇や異変が、その数を増すことになるに違いない 」とした所感であった。
今年の年初の記事「2019年を展望する」を読み直してもらえればお分かり頂けると思うが、今年も又、すべての面で予想した通りの動きで、その頻度と度合いは一段と増すばかりである。我が国で特にそれを実感することになったのは記録的な勢力を持った幾つもの台風の襲来であった。
その被害は甚大となったが、隣の長野県にお住いの方々からのお話では、千曲川の氾濫によって破壊された家屋や橋、堤防それに農地は、今になってほとんど修復されておらず、また多くの人々が避難所生活を続けておられるようである。来年以後の自然災害の頻度とその規模を考えると他人事ではなくなってくる。
人は皆、物事の推移は直線思考で考えがちであるが、今発生している事柄が終末的な動きであるとするならば、これから先の事の推移は直線ではなく放物線を描くことになるに違いない。現に昨今の世情を眺めてみればその度合いの増し方が加速度がついていることがお分かりになられるはずである。
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標高1400mの野辺山高原から撮影した積雪の八ヶ岳の権現岳(2715m)
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来年はいよいよ東京オリンピック。それにしてもなんともはや、とんでもない年に開催国となったものである。1兆円を遥かに超える予算を組んで開催し、幸い台風や災害の影響を受けずに無事、終了することになったとしても、年末にかけて、経済的な面における反動は想像以上になる可能性は大である。
一方、世界に目を向ければ、イギリスのEU離脱に伴う混乱、長期化する香港のデモの行方、北朝鮮の核とミサイル開発の再稼働化、新冷戦といわれている「米国対中国・ロシア」の対立の激化、インドやアフガニスタン、フランスやチリなどで発生している国民と宗派間の対立 ・・・・ 更には一段と頻度を増し日常化し始めて来ている憑依現象による殺傷事件等々、その度合いは一段と増してくることなりそうである。
問題は、こうした厳しい状況下の中でいかに冷静さを保ち、明るく過ごすかである。数年前に開催した「切り絵」展に展示された、京都伏見神社の五本の尾を持ったお稲荷さんが伝えて下さったメッセージ「冷静な心」を持ち続けることの大切さを、思い出して頂きたいものである。
来年は年初早々からいかなる情報が伝えられることになるか分からないが、アセンションを前にして「光と闇の戦い」である「正と邪の戦い」の最終局面にまた一歩近づくことは間違いない。読者の皆さんが冷静な心を保たれて、明るく穏やかな日々を送られることを心から祈っております。
どうぞ皆さま良いお年をお迎え下さい。
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二匹とも、私の机の上が落ち着くようだ。しかし、これでは原稿書きは一向に進まない。
今年最後のHPの掲載が遅くなってしまったのは、ステラとルナのせいである ()
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