4日前に「災害のメッカ米国で二つの爆弾低気圧」で、カリフォルニア沖で発生した二つの爆弾低気圧がカリフォルニア州から中西部などで異常な積雪や洪水を発生させた後、東海岸に向かって進み、ニューヨーク州などでも、降雪や寒波で非常事態が宣言されて感謝祭での帰省客に多くの混乱をもたらしていることをお伝えした。
その後も連日、爆弾低気圧による混乱ぶりがトップニュースで報道され続けていたが、今朝のABCのトップニュースでは二つ目の爆弾低気圧が東部に到達し、ニューヨーク州など東部一帯ではまたもや大雪やホワイト現象、凍結などに見舞われ、感謝祭からの帰宅する人々や、週明けの通勤客が新たな被害に見舞われている惨状を伝えていた。
2日には、24時間で東部では700件を超す交通事故が発生、数十人の死者が出ている。また空の便も数千便の遅れや欠航が出ており、まさに感謝祭からの帰宅者や通勤客にとって、この1週間は悪夢となっている。さらに驚いたことは、二つの爆弾低気圧に続いて、カリフォルニア州の沿岸部ではまた新たな三つ目の強力な暴風雨が発達しており、被害の発生が心配されているようである。
災害のメッカと化した米国における災害の状況を、これから先もお伝えし続けていくなら、私のHPは米国の自然災害専門のHPになってしまいそうである。それゆえ、これから先は出来るだけ大きな災害の発生を除いては、掲載を差し控える事にしようかと思っているので、掲載が少なくなったからと言って、米国の自然災害が減少して来ているとは思わないでおいて頂きたい(笑い)。