世界各地で日々その度合いを増して来ている異常気象。その要因の一つとされているCO2削減対策を話し合うために、スペインで開かれていた国際会議「COP25」が昨日終了。その結果は具体的な成果が得られなかったため、国連の事務総長や環境保護団体からは強い失望感が表明されるところとなった。
多くの石炭火力発電所の新設計画がある日本は会議中、連日厳しい批判にさらされ、温暖化対策に後ろ向きと認定された国が選ばれる不名誉な賞「化石賞」を、2回にわたって贈られることとなった。来年から始まる国際的な温暖化の枠組みである「パリ協定」からの脱退を決めている米国と並んで、我が国の「化石賞」受賞もなんとも恥ずかしい限りである。
今回のCOP25は11日から13日まで3日間の予定で開催されたが、一向に前向きな合意に至らないため、なんと2日間、40時間にわたって会議が延長されるという記録的な延長交渉が行われることとなった。それにも関わらず、何ら前向きな成果が得られなかったということは、自国の都合を最優先し。極めて近い将来に地球的規模で遭遇しようとしている自然災害の発生に目をつむる国が多かったということになる。
記録的な自然災害に見舞われ続けて自然災害のメッカと化している米国、また、昨年から今年にかけ長雨や豪雨、そしてかってない超大型台風の襲来で列島の大半で大きな災害に見舞われた日本。両国のトランプ大統領と安倍首相はそんなことは一時的なことで心配することはないと考えているようで、それより自国の利益と自身の立場を守ることが大事であるとして、天に背く政策を取り続けているのだから、どうしようもない。
そうした状況下、温暖化対策から手を引いた米国では連日のように異常気象に見舞われおり、今日のABCニュースは、またもや西部のコロラド州から中部のサウスダコタ州、ミズリー州、カンザス州などを経て、東海岸一帯まで広大な地域が大雪や凍結、濃霧、大雨などに見舞われ、事故が多発している状況を伝えていた(下の写真を参照)。
今世紀に入って以来20年間にわたって、人類が大規模な天変地異や自然災害に見舞われ続けて来たのは、次元上昇を前に、天の大神様が人類にその時の到来の近いことを知らしめるためであった。
しかし、どうやらその「知らしめ」と「気づかせ」のための災害発生は、既に終了したようである。今年後半から発生している自然災害は、地球にポールシフト(地軸傾斜)を起こさせるソーラーフラッシュの前兆として発生している現象のようである。となると、次元上昇(アセンション)は既に本番に入ったということになる
。
この点は非常に大事なことであるので、読者に置かれてはしっかり頭に入れておいて頂き、これから先、発生する世界各地の天変地異や自然災害から目を離さないようにしておいて頂きたい。
このところ、我が国でも東京周辺や宮城県、北海道などでマグニチュード4・5前後の地震が頻繁に起きており
(追記12月18日には我が国で最も発生頻度が少ない沖縄でM4・0発生)、不安を感じておられる読者も多いことかと思うが、昨日(12月15日)フィリピンのミンダナオ島の南部でM6・8の大地震が発生。
震源地に近い人口5万人の都市・マタナオでは多くの住宅が倒壊し多数の死者や負傷者が出ているようである。
気になる点は、フィリピン南部ではここ数カ月、マグニチュード6を超す地震が相次いで起きていることである。10月には3回、11月には1回発生しており、今回で3カ月連続でM6を超す地震となっている。
先日、起きたニュージーランドのホワイト火山の噴火もまた、環太平洋火山・地震帯における新たな動きを示す一つであることを考えると、これから先、環太平洋一帯でこうした地震や火山の噴火が増してくる可能性は高まっているように思われる。