南極第4日目A

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再びウシュウアイアへ

午後、カーティス・ベイ(Curtiss Bay)をソディアックでクルージング。

午後の雲間から顔を出した太陽に照らされ、鏡のような静かな海に浮かぶ様々な姿の氷山が、海面を群青色に染めて息をのむような美しさを見せていた。

大小の氷山が、これまでになく数多く漂流しており、天候にも恵まれて感動的な景観を撮影することが出来た。読者にもその素晴らしさを堪能して頂けることと確信している。

それにしても、荒天が当たり前の南極の海で、巨大な氷山がその姿を海面に映した、「逆さ富士」ならぬ「逆さ氷山」を展望できるとは思いもしなかった。

 

nankyoku11-1.JPG (49523 バイト)

nankyoku11-2.JPG (70868 バイト)

nankyoku11-3.JPG (41102 バイト)

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シャーベット状になった珍しい氷山。

 

巨大な氷山の上に新雪が積もっている。

氷上のヒョウアザラシ

首から上が蛇のようで、あまり好きになれない感じだ。

手前の氷山には、風によって出来た巨大な空洞が見える。自然が作り出した見事な造形美である。

 

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nankyoku11-6.JPG (50699 バイト)

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nankyoku11-8.JPG (103023 バイト)

まるでコバルトブルーの空に湧き出る入道雲のように見える。

クルージング中に仲間の一人が手ですくい上げた「オキアミ」
サクラエビによく似ている。

どうしてこんなに綺麗な色が出るのだろうかと不思議に思うほど、見事な色合いである。

ブルーの直線が入った巨大な氷山。

直線は氷山の間に出来た気泡

 

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nankyoku11-11.jpg (88874 バイト)

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巨大な氷山をいいアングルで撮影することができた

氷山を撮影する他の
ソディアッククルー

今回の写真の中で最も気に入っている写真の内の一枚である


赤く染まる鏡のような海面に映る「逆さ氷山」



nankyoku11-13.jpg (64064 バイト)

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巨大な氷山の壁が崩れ
かかろうとしている。

 


シャーベット状の氷山に
新雪が積もっている。

大型のゴムボートが小舟のように見える
 

 

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