今世界は気象面、政治・経済面、社会面など様々な面で異常な状況と化して来ているが、我が国で特に気になるのが、多発する「異常な殺人事件」である。 アパートで発生した6人の殺人事件、殺害した幼い子供を鉄道のレールの上に置き去りにした
幼児殺害事件、新幹線の中で発生した奇っ怪な無差別殺人事件、さらには、先日の駐在所で警察官を殺害し、奪った拳銃で小学校の工事現場の警備中の男性を殺害した
動機不明の殺害事件。
昔と違って昨今の事件は様々な面でこれまでの殺人事件とは異なって来ている。 際立つ特徴は動機がはっきりしないこと、殺害の相手を選ばないこと、殺害の仕方があまりにも残酷であること、それとなんとも恐ろしいのは、そうした殺人事件の発生件数があまりにも多発して来ていることである。
従来の殺人事件と言えば、金銭目当てや憎しみを晴らすと言ったはっきりした動機があった。 しかし、最近の事件にはそういった動機
があやふやで、ただ人を殺すこと自体を目的としているケースが多くなって来ている。 こうした動機や目的がはっきりしない事件の多くは、憑依霊が関与していると思って間違いない。
長い歳月の経過の中で人間が心に描いた想念によって、地球を取り囲む「霊界」と「地上界」との間に「幽界
」と呼ばれる世界が作られてきた。 その幽界はいま地球の生まれ変わりを前に消滅に向かっており、ほぼ消滅状態となっている。 その結果、そこに留まっていた魂の多くは、天使
たち高級霊に導かれて霊界に上昇していった。
しかし、それが出来なかった魂も多く、今そうした魂は行き場を失って地上界に戻って来ており、不成仏霊としてこの世をさ迷うているのだ。
そのため都会などでは、霊視できる人の目にはそうした不成仏霊が数え切れないほど目撃されているのだ。
中には混んだ電車には乗れない人もいるほどである。
そうしたさ迷う低級霊が目指すのは、この世で果たせなかった憎しみや恨みを晴らすことことである。 そのために、彼らは憎しみや恨みの心を持っている人物を
探し出して憑依するのだ。 その結果、飛び込まれた人間は動機もなく、殺害者を特定することもなく、行き当たりばったりの殺害事件を引き起こし、殺害方法も残虐極まりないものと
なっているのだ。 また東京などで多発している飛び込み自殺の多くも憑依例の仕業(しわざ)なのである。
あなたがそうしたケースに撒き込まれないようにするには、日々の生活を明るく、楽しく、愉快に過ごし、笑いのある日々を送ることである。
悪しき不成仏霊が一番毛嫌いするのが「笑いの場」であるからである。 それと、都会などで人混みの中に出かけることは避けるのが一番だが、やむを得ず出かける時には、心を穏やかな状態にしておくことが肝心である。
憎しみや悲しみを抱えた状態で出かけるのは絶対に避けることである。
今回は「咲き乱れる世界のバラ」展の4回目である。 一人で多くの方が心を癒すのに役立てて頂けたら幸いである。