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咲き乱れる徳乃蔵の花たち

 
 

 
 

 

 
 

このところ、春と夏が一緒に来てしまった感じで、我が家の周りは次々と花が咲き、まさに花のオンパレードである。 近隣の花に比べて徳乃蔵の草花は開花が1週間から10日ほど遅いのが通例である。 その徳乃蔵でもタンポポから始まってチューリップ、オダマキ、ヒメリンゴ、モクレン、シロカビタン、ヤマブキと百花繚乱である。 ただ不思議なことになぜかボタンだけが開花が遅れている。

また、私の2階の書斎から眺めると眼下にカエデの大木が見えるのだが、驚いたことに、そのカエデが3〜4日前から赤みを増し、今は秋の紅葉に勝るほど美しく赤い葉と化している。 昨年5月25日付の「徳乃蔵ニュース B」を見てもらえればお分かり頂けると思うが、昨年、葉が赤みを帯び始めたのは記載日より1週間前の5月18日頃であった。  

したがって今年の紅葉は昨年より18日+4日=22日(約3週間)も早いことになる。 10日とか2週間の早咲きはままあることだが、3週間も早いということは滅多にあることではない。 昨年も結構暖かな春だったことを考えると、やはり今年の気候は異常であることが分かる。 人間は寒ければ厚着をし、暑ければ薄着に着替える。 しかし、自然の植物はそれが出来ないので、花の咲き具合や実のなり具合が気候の変動をしっかり示してくれる。

こうして、花の開花の早さに驚かされたが、それ以上に驚いたのが新緑の進み具合である。 私の家から眺める甲斐駒ケ岳の新緑は例年なら5月後半か6月にかけての田植えの時期から本格化するのが通例である。 ところが今年はなんとまだ4月だというのに、甲斐駒の裾野はすっかり新緑に覆われ夏景色と化している。

昨年の6月17日付の「八ヶ岳山麓初夏の風景」に掲載した田植えが始まる前の甲斐駒山麓の新緑の風景と、昨日撮影して来た写真とを比べてみると、新緑の具合がほとんど変わらないのがお分かりになるはずだ。  あまりに速いため田植えの準備が出来ていない家もあり、田んぼに水が引かれていても、植える苗が育っていないため、田植えの時期はしばらく後になりそうである。 農家の方もさぞかし戸惑っておられるに違いない。

 

「徳乃蔵ニュース」

「マヤ展」もいよいよ明日が最後である。  ティカル遺跡と言う聖なる遺跡で行われたマヤ族のセレモニーその様子を撮影させていたくことが出来たのは8年前。  他民族でこの聖なるセレモニーに参加を許されたのは私たちだけ。 したがって他では絶対にご覧になれない写真だけに、まだご覧になられてない方は、今日明日のうちにご来館され聖なるエネルギーと愛のエネルギーが放射されている写真の前に立たれることをお勧めする。

5月1日(月)と2日(火)は展示作品入れ替えのため休業となりますので、ご注意下さい。 

次回の作品展は「水の惑星地球」展となります。 開催期間は 5月3日(水)より、7月16日(月)までです。 展示作品については、改めて後日ご案内させて頂きます。

 



 

 紅葉したカエデ @


A
 

シロカビタン

 



 

 



 

 

 



 

タンポポ


ヒメリンゴ
 

ヤマブキ

 



 

 

 
 


 

 




 

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