長きにわたって私を支え、応援してくれた愛猫チロが24歳で旅立つ4ヶ月前に縁あって我が家にやって来たのがステラ。 そのステラも早1才。 その成長の早さは驚くほどで、
一見したところ、完全に大人猫の大きさである。 何と言っても驚くのはその体重、抱き上げる際に、なんともはや重いこと、重いこと。
長毛種であるため後ろ姿を見ていると、まるで子狸と見間違えてしまいそう。 現に徳乃蔵に来られた方の中で、驚きの顔で「いま庭先に小さな子狸がいましたよ」と言われた方がおられた。 我が家にステラがいることを知らない方だったので、
徳乃蔵の庭先の植木の中を歩くその姿が子狸に見えたようである。
私はこれまで、ステラはその風貌からして英国系の猫と日本のミケ猫との混血ではないかと思っていたが、どうやらそうではなかったようである。 海外に出かける機会の多い方がロシアの
「サイベリアン」の可能性が高いですよと教えて下さった。
そこで、早速ブログで調べたところ、上段の写真を見て頂ければお分かりのように、確かにサイベリアン
によく似ていて驚いた。 その顔つき、体系、ふさふさした体毛、ややつりあがった大きな目、胸毛と足の先の白毛などそっくりである。 これだけ似ている所を見ると、サイベリアンとの混血種の可能性
は高そうだ。
サイベリアン
2012年7月に東日本大震災の支援の御礼として、秋田県がロシアのプーチン氏に秋田犬を送られたことは読者もご存じのことと思うが、実はその返礼として2013年2月にプーチン氏から秋田県知事に送られたのが
、サイベリアンだったのである。
そんなサイベリアンはロシアのサーカスにも登場していて、頭の良い猫だと言われているようであるが、確かにステラの日々の行動を見ていると、
猫とは思えないような変わった点に気づかされることがある。 その一つが、最近、ステラは私と一緒に散歩をする機会が多くなったことだ。
家の周りの300メートル程の道を
一緒に散策するのだ。 別段、綱をつけて歩くのではなく、好き勝手に私の前後をついて歩くのだから驚きだ。
近所の方も散歩について歩く猫なんて見たことがないと言って驚いておられた。 私にとってもこんなことは初めての経験である。
ブログを読んでみると、サイベリアンは寒く雪がたくさん積もる地で生まれた猫なので、暑さに弱く、熱中症になる危険性があることと、ゴージャスな被毛で覆われているため、皮膚病を患ってしまう可能性があるので注意が必要だと記されていた。
今年は6月の内から八ヶ岳山麓の高地でも猛暑が続いており、このところ30℃を超して夜の暑さも残ったまま。 そのためか、このところ、私のベッドで寝ることが
なくなり、冷たい
床の上を選んで長々と横になっている。 あれだけふさふさした長毛だとさぞかし暑いことだろうと同情してしまう。
HPや写真の整理など一仕事を終えた後、腕の中でゴロゴロと鳴く心地よい声を聞きながら眠りにつく時は、至福感に満たされた一時である。 しかし、これからしばらくの間、そんな癒しの一時を体験できないのかと思うと、さみしい限りである。「人肌恋しい」いや「ステラ肌恋しい」秋の到来が待たれる今日この頃である。
「徳乃蔵ニュース」
写真展「 水の惑星地球
」展も、今日が最終日。 あっという間の2ヶ月半であったが、全国各地から大勢の皆さんにご来館頂き有難うございました。
14,15日の琴の演奏会も満席で終了。 昨日の演奏会には北海道からの来館者があったので、今日は九州からも来られるかもしれないなと思っていたところ、案の定、熊本からの家族客がおろれた。 なぜか徳乃蔵ではこうした不思議なことがよくおきるので驚かされる。
7月20日(金曜日)から「エネルギーアート展2018 加寿施 京子」が開催されます。
期間は9月30日(日)までですので、ご都合をつけてご来館ください。お待ちしております。
なお、8月11日〜16日は盆のため夏期休暇となりますのでご注意ください。
また、8月18日(土),19日(日)にはセサル・ラトーレ氏によるアンデス音楽の演奏会が行われます。
詳細についての詳細は下記をご覧ください。
スペース&ギャラリー徳乃蔵 http://koa-tokunokura.com/