和宙君の切り絵展を開催中の8月18日、上空にきれいな彩雲が発生した。来客者に教えられ急いで外に出てみると、太陽の回りを虹状の光に彩られた見事な彩雲が「徳乃蔵」を見下ろすようにかかっていた。カメラを用意した時には、少々時間が経過していたので色の艶やかさが消えかかっており、
読者には感動的な映像をお見せできないのが残念である。
切り絵展が終わり、帯広講演から帰宅した9月1日、今度は八ヶ岳のすそ野に二重の虹が架かった。これも見事で、一時、撮影を忘れて見つめてしまったほどであった。私の人生でこれほど見事な2重虹は見た記憶がない。まるで天の神々が見る者の心を洗い清めてくれているようであった。