日本百選の滝
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先月28日の月曜日、徳乃蔵の休日を利用して「精進ヶ滝」と呼ばれる日本の滝百選に選ばれている滝を訪ねた。この滝は北杜市の武川町の集落の奥にある南アルプス有数の巨漠で、標高1400M。
そこから東日本では最大級の落差120Mを流れ落ちるその姿は雄大である。
家から車で約30分、駐車場に車をおいて標高差およそ100メートルを途中写真を撮りながら1時間ほどかけて登ると、「精進ヶ滝」と「九段の滝」が一望できる展望台に着く。精進ヶ滝の名の由来は、その昔
、神仏に帰依するための修験者がこの滝を浴び身を清めたことから来ている。
目指すところは紅葉を背景にした滝だが、撮影には難問が待ち受けていた。滝は南アルプスの北側の絶壁に位置しているため、太陽が南の低い位置を移動する秋から冬の間は、山の陰になってしまって滝の周囲に陽が当たらないのだ。そのため滝の輝きと
その周辺の艶やかな紅葉を撮ることが難しいのだ。
朝10時前に展望台に到着し3時間ほど待ったが、とうとう滝の周囲は陽が当たらずに終わってしまった。どうやら精進ヶ滝と九段の滝を綺麗に写し撮ろうとした
ら、6月初旬の新緑の頃を狙うしかなさそうである。
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