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 他人事ではなくなってきた「ウクライナ情勢」 

 



ウクライナのマリうポリ製鉄所の惨状

 
 


 

 

ウクライナにおけるロシアとウクライナ軍の戦闘は激しさを増すばかりで、南東部マリウポリ製鉄所の地下に避難している市民の多くは今もなお脱出できずにいる。そうした状況下、5月9日の「対ドイツ戦勝記念日」にモスクワで行われるプーチン大統領の発言が注目されている。

気になるのは大統領の「癌の手術」である。彼が癌の病に侵されていることは多くの読者はご承知のことと思うが、手術は当初4月に行われる予定であったが、戦勝記念日以降に延期されるところとなったようである。そして、施術以降しばらくは腹心であるパトルシェフ氏が指揮をとることになるようである。

癌の詳細は分からないが、手術を必要とされていることを考えると、軽い症状ではないと思われるだけに、手術後しばらくの間は陣頭指揮がとれないことは間違いない。そうした状況下、私が気になるのは、場合によっては既にお伝えしてきているようにウクライナを支援するEU(欧州連合)との間に亀裂が生じ、核兵器の使用が現実問題となってくる可能性である。

プーチン氏は開戦以来、何度も「核の使用」をちらつかせて、脅してきている点は読者はご承知のことと思われる。そしてそれは、戦争が始まってから決めた話ではなく、開戦前から国家の政策として決定し、世界に公言してきたことであるのだ。

現在の戦況を見ると、EUからの軍事支援が続くウクライナ軍に対して、通常兵器による攻撃だけでは短期間での勝利は難しくなって来ており、更にEUや米国、日本などからの経済制裁によってロシア経済のジリ貧は避けられなさそうなってきているだけに、「核の使用」も決してあり得ないことではないと思っておいた方が良さそうである。

万が一そうなった時に一番喜ぶのは、北朝鮮の金正恩書記ではないだろうか。核の使用がロシア政府によって正当化されることになるからである。そうした点を考えると、ウクライナ情勢が我が国にとっても、遠く離れた他人事ではないのは明らかである。

 

 

 

 
 


ロシア軍もウクライナ軍同様、多くの軍機を失って来ているようである。
となると、核の使用もまったくあり得ない話ではなくなって来ていることになる。

 

 

 

 

 

 

 




 

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