なんともはや、悲しいニュースを目にすることとなった。安倍元首相の殺害のニュースである。犯行に及んだ男は特定の団体に恨みがあり、その団体と安倍氏とがつながりがあると思い込んで犯行に及んだようであるが、
これから先、単なる思い込みで人の命が奪われるような事件が発生するようになったら、大変なことである。
被害者となった安倍氏とそのご家族の方々、関係者の皆さんには、心からはお悔やみ申し上げます。今回は銃の所持が固く禁じられておる我が国での事件だけに、欧米諸国では多くの方々が大変に驚いておられるようである。
米国の男性の方がテレビのインタビューで「我が国では銃による殺傷事件は頻繁に起きているが、今回の事件は銃の所持が固く禁じられている日本で起きた事件だけに驚きです」と語っておられたのが印象的であった。
犯行者の自宅には自分で作ったと思われる銃が何丁かあったようであるが、器用な人間がその気になったらこうした銃が造られることは十分にあり得ることだけに、これから先、今回の事件をきっかけに同様な事件が発生することにならないか、心配である。