講演会の報告
本日深夜、名古屋、大阪講演を終え帰宅。
多くの皆さんにご参加頂き両会場とも満席。ご参加頂いた皆さんにお礼を申し上げる。大阪の会場には、遠路、福島や福岡からご参加された方もおり、神界からのメッセージと和宏少年の切り絵に接し大変感激しておられたようで嬉しい限りである。
新たに寄せられた神界からのメッセージは言うに及ばず、切り絵についても、皆さん大変感動されたようで展示した額の前を離れがたい心境であったようだ。その感動を胸に、和宏少年の語る神界からのメッセージが掲載されている『龍蛇族直系の日本人よ!』、『世界に散った龍蛇族よ!』をもう一度読み直されたら、新たに感じられるものがあるに違いない。
皆さんの反響があまりに大きかったので、和宏君のご両親に特にお願いをして、3月の東京、札幌、名古屋、5月の福岡の講演会で展示させて頂くことにした。またとない機会なので、関心のお有りの方はご参加頂き、その信じ難い作品の素晴らしさをご自身の目を通して体験されることをお勧めする。
ただ、会場が満席になる可能性が大きいので、ご希望の方は早めにお申し込みなされるようお願いしておく。
冬の風物詩
2月19日、新しい写真集日本の原風景・神々の楽園八ヶ岳』(仮題)の八ヶ岳山麓の冬景色の撮影のために、標高1700mの入笠山の山頂
の近くを訪れた。入笠山にはスキー場が併設されているので、ロープウエイを利用して山頂の近くまで登ることができるのだ。麓からゴンドラで17分、ちょうど日曜日ということもあって、スキー客やスノーボードを楽しむ人々で、賑わっていた。
この日撮影された、20キロメートルに渡って連なる八ヶ岳連峰とその西南麓の壮大な冬景色は、次なる写真集の冒頭を飾ることになる予定なので、お待ち頂きたい。撮影を終えての帰り、
「寒天」を作っている工場によって、角寒天作りの話をお聞きしてきた。江戸時代から農家の副業として続くこの寒天作]りは、「冬の風物詩」でもある。
角寒天の材料は、海から採れる天草。それがなにゆえ海にはほど遠い信州・諏訪地方で加工されることになっているのかというと、標高800mの独特の気候
ゆえであるようだ。寒天は天草を直径が3mもある大きな釜で煮て、その葉や茎が溶けた汁を20日間ほ天干しにして乾燥させて作るわけであるが、明け方の
温度が零下10度近くなって凍り、昼の太陽光の下で溶ける、この行程を繰り返すのに、この地方の気候が適しているというわけである。
ただ寒いだけではだめで、昼には直射日光を浴びて気温が上がり、水分が蒸発することも必要なのだ。それに、八ヶ岳降ろしの冷たい風もまた重要な要素となっている。湿度を低く保つために役立っているからである。