入笠に咲く花 @
 

 

 

ホーム
上へ
厳寒の王ヶ頭
標高2600mから宝剣山を撮る
雪景色
冬の入笠山
梅林を訪ねる
咲き誇るフクジュソウ
春の野草
春の富士
白馬山麓を訪ねる @
白馬山麓を訪ねる A
白馬山麓を訪ねる B
忘れな草
初夏の草花・昆虫
立山を訪ねる @
立山を訪ねる A
入笠に咲く花 @
入笠に咲く花 A
秋の野草
乗鞍高原の紅葉
白駒の池の紅葉
秋本番
八ヶ岳山麓の紅葉

夏の終わりを告げる山野草

先月末、時間が取れたので近くの入笠山の花畑を訪ねた。標高1600メートルのゴンドラの終点駅を降りるとその直ぐ近くには、5月のカタクリから始まって、6月のスズラン、アヤメ、7月のノアザミやシモツケ、8月のアケボノソウやウメバチソウ、そして、9月のタムラソウまで100種類を超す山野草が咲く花畑があり、季節を追って咲く可憐な花たちの姿を観賞することが出来る。

またそこには、草花の蜜を求めて様々な蝶や昆虫たちも集まり散策する者の心を和ませてくれる。展望台からは八ヶ岳とその山麓の全貌が見渡せるので、四季折々の景観を楽しむことも出来る。写真集『 最後の楽園・八ヶ岳 』の6〜7ページに掲載したパノラマ風景はその中の冬景色の一コマである。

今回と次回、2回に分けてそんな花畑に咲く山野草を掲載することにした。一段と世の中が騒然としてきている昨今、何より大事なことは毎日を穏やかな心で過ごすことである。読者におかれては、ひたむきに咲く草花や、短い命を全うしようと蜜を求めて飛び交う蝶や昆虫たちの姿を見て頂いて、心を和ませて頂ければ幸いである。

 



 

入笠山ゲレンデに
向かうゴンドラ

展望台から八ヶ岳
山麓を展望


ヤマユリ
(山百合ーユリ科)

日本特産種で、香りの
高い大輪の花が魅力的
 

ハンゴンソウ
(反魂草ーキク科)

茎の高さが2m程
になる多年草。山地
の湿地帯に生える

 



 


ヨツバヒヨドリ
(四つ葉鵯ーキク科)

ヒヨドリが鳴き出す頃
に開花するヒヨドリ花
の仲間で、4枚葉が
目立つ
 

カワラナデシコ
(河原撫子ーナデシコ科)

秋の七草の一つで、
古くから園芸、薬用
植物として親しまれて
きた

オトコエシ
男郎花オミナエシ科

女郎花「オミナエシ)
との対比で男郎花
の名がついた

マルバダケブキ
(丸葉岳蕗ーキク科)

深山や高山の草地に
生える。茎頂に頭花
を散房状につける

 



 


フシグロセンノウ
(節黒仙翁ーナデシコ科)

節に黒みを帯びるの
が名前の由来。朱赤
色の花がよく目立つ
 

シモツケ
(下野ーバラ科)

春の花が咲き終わ
る初夏、5mm程
の淡紅色の5弁花
をたくさんつける

ノコンギク
(野紺菊ーキク科)

薄紫色の花を茎
の上部に咲かせる

ヤマハハコ
(山母子ーキク科)

黄色い花と白い総
苞をつける。葉は白
い毛に覆われている

 

 

 

 

 

 

 

 

戻る 上へ 進む