陽の落ちた夕闇の中に浮かぶ、イルミネーションが作り出したなんとも幻想的な景色。
戦時中の私たちの子供の時代には、決して目にすることが出来なかったものだけに、こんな美しい景観を目にすることが出来る今の子供たちは幸せである。
孫もきっと、今宵目にした景観は心に残り、時々夢の中に出てくることだろう。
私にとって驚きだったのは、温室で撮影させて頂いた小さな豆電球を背景にした胡蝶蘭の写真(下に掲載)であった。こうした花の姿は普段あまり目にすることがなかったので、カメラを向けてみたが、思っていた以上に艶やかな胡蝶蘭
の姿が映し出されていて驚いた。
孫のおかげで目にすることのできたイルミネーションと珍しい胡蝶蘭の姿。そんな姿を写真に収めている時は最高に幸せな一時である。
世の中は日に日に厳しさを増して来ており、聞きたくない情報や目にしたくない映像に接する機会が増す一方である。 読者の皆さんにおかれても日々の生活の中に、ご自身の心を癒す一時を是非持つようにして頂きたいと思っている。