またもや地震が発生。 今度は鳥取県で震度6弱である。 これだけ頻度が増してくると日本列島の地殻全体が異常を来していることは間違いない。 あとは巨大地震の発生がいつどこで起きるかである。
「まさか我が町が被災地になるとは思わなかった」、この言葉だけは発しないようにして頂きたいものである。
本日は、「地の揺れ」ではなく、「心の揺れ」について記すことにしたので、しっかり読んで心に刻んでおいて頂きたい。
読者も既に十分ご承知のことと思うが、このところ、おかしな殺傷事件があまりにも多くなって来ている。
もはや尋常ではない!。 先日も、大阪で刃物を持った男が未明に民家に押し入り、寝ていた一家を次々に襲いご主人を刺し殺し、息子さんや娘さんを負傷させた事件が起きた。
大阪府警の署員が駆け付けた際、上着が血だらけの小林容疑者は逃げようとせず、2階の廊下でうずくまるように座っていたという。 警察の調べに対して容疑者は「状況からして自分がやったことに間違いないが、はっきり覚えていない。
私はだまされていた」と語っている。 最近の殺傷事件でよく聞くフレーズである。
こうした容疑者の供述を聞くと、一見、無意識な状態で犯行に及んだがごとく思えるが、侵入する際には大きな音を立てないように、ガスバーナーで窓を焼いて割る「焼き破り」という方法を使い、
また作業靴を脱ぐなど、計画的な犯行だった可能性を示す証拠があがっており、とても無意識的な行動とは思えない。
前日18日には、千葉県浦安市の路上で、男女3人が刺され、刃物を持った女性が殺人未遂容疑で逮捕される事件が発生。 さらにその3日前には、福岡市のアパートの通路で若い女性が何物かに刺される事件も発生している。
こうして見てみると、もはや我が国では殺傷事件が日常化して来ていることが分かる。 そしてその多くの事件が犯行の動機も分からなければ、実行犯が
自分が殺傷したことすら覚えていないという、なんとも奇妙な事件となっている。 こうした経緯を見ると、この種の事件の犯行者は
自分とは別の存在の意思で犯行に及んだものと考えて間違いないようだ。 これこそが憑依霊のなせる技である。
憑依が起きると、一つの肉体に本人の霊と他人の霊が共存し、その時々の行動を命じるため、
犯行後に本人の霊が復活したときには、事前に犯行の準備をしたことや殺傷を行ったことが、おぼろげになってしまっているのだ。 大阪の事件の容疑者が「自分は犯行をはっきり覚えていない。私はだまされていた」と語っているのはそのためである。 誰にだまされたのか?
自分の肉体を乗っ取った憑依霊にである。
自殺もまた憑依現象によるもの
こうした憑依現象は他人を殺傷する事件だけでなく、自らが命を絶つという「自殺行為」の要因ともなっている。 数としてはむしろこちらのケースの方が遙かに多いのだ。 東京やその周辺の都市にお住まいの方は既にご承知のことと思うが、
ここ数年、東京都内やその周辺を走る電車が人身事故で止まることが頻発している。 これは皆、ホームからの飛び込み自殺によるもので、その件数は大変な数に達しており、読者が思っているより遙かに多いのだ。
先日、都内の列車事故に関して詳しい方からお聞きしたところでは、その数は私の想像を遙かに超えており、一瞬、唖然と
して言葉が出なかったほどである。 電鉄会社は全てその件数の発表は抑えられているようなので、公表されることはないと思われるが、もしもその件数が表に出たら、東京は自殺の名所として世界に知られることになるに違いない。
あの轟音を発して向かってくる電車に身を投じるなどということが、通常の人間に出来るわけがない。 心身の疲労で自ら死を願ってのケースもあることは確かだが、実際に身投げする行動の多くは本人の意思というより、憑依霊にそそのかされた行為であることは確かだ。
それではなにゆえに、こうした悪霊に取り憑かれた憑依現象が多発するようになってしまったのだろうか? 要因は2つ
、悪霊の急増とそれに取り憑かれやすい人間の急増である。
@ 「不成仏霊や悪霊が急増して来ていること」
物質至上主義が生活の中に完全に取り込まれ、カネと物が全てと思い込まされて、あくせくと働かされているため、多くの人々は「死後の世界」など考える暇(いとま)もないままで暮らし
「死」ということがどういうことなのか、何も知らないままこの世を去るケースが多くなって来ている。
その結果、こうした人々の魂は死によって肉体から抜け出た後も、自分が死んだということが分からないため、霊界からの迎えにも気づかずこの世をさ迷い続け、
あげくの果て、不成仏霊と化し悪事を働くことになるのだ。
一方、地球が次元上昇(アセンション)に向かっている今、現世界と霊界との間にある「幽界」が急速に消滅し始めている。
そのため、この幽界の下層界には存在している邪悪な心を持った悪霊たちの居場所がなくなろうとしており、彼らは地上界に降りて来て、
最後のあがきをしているのである。
A 精神状態が不安定になって「憑依されやすい人が増加していること」
今の世は終末期を迎え社会全体が行き詰まってしまっている。 景気は低迷したまま、労働時間は増えるばかりで、心を癒(いや)す「時」も「場」もない日々の連続である。 一方、宇宙からの「聖なるエネルギー」の照射により
心の内面に隠れていた「素」が表面化してきているため、世の中の全てが「エセ事」だらけだであることに
多くの人が気づき始めて来ている。 その結果、周囲の世界に溶け込むことが出来ず、多くの人々が精神的に不安定になって来ているのだ。
憑依から逃れるための手段
以上の
憑依現象多発の2つの要因は、簡単に解決できるものではない。 したがって憑依を避けるためには「心を癒し」「冷静な心」を保つように、自らが心がけるしかないのだ。 和宙少年の切り絵の展示会の際に、展示された京都伏見稲荷大社の5尾の尾を持つお稲荷様が伝えられた
、「水面に写る絵のように冷静な心が必要だ」というメッセージが思い出される。
そのための手段の一つが、何度もお伝えしてきているように「緑に覆われた自然の中」に身を置くことである。 さらに一歩進んでアセンションに向けて「高い波動」を保つためには
、精一杯「徳積み」に励むことである。 「嘘」と「悪事」が渦巻く世界に巻き込まれないためには、それしか手がないのだ。
ポロハウ長老がご来館の際に
「徳乃蔵はアセンションを前にした人々が心を癒し、波動を上げるために、龍~様が用意された特別な空間である」というメッセージを残されたことは、既にお伝えした通りである。 このメッセージを素直に受け入れられた方は、
ご来館頂いて心を癒し波動を上げられたらいかがだろうか。 それには「多忙」とか「距離」とか「時間がかかる」とかといった言い訳は排除
してもらうしかない。 あなた自身のためなのだから。
このところ、ふとしたご縁で遠方からご来館される方が増えている。 徳乃蔵の存在を知るきっかけをお聞きすると、なんとも不思議な巡り合わせに驚かされる。 龍~様のお力を頂いたとしかいいようのないケースが多く、語る方も聞く私も共に「縁」という力の凄さに驚かされる毎日である。
そうした方々は龍~様の掛け軸の前のテーブルに座られて心安らかにくつろがれ、徳乃蔵に来ることが出来たことをたいそう喜んでおられる。 どうやらこうした方々は、高次元への旅たちにぎりぎり間に合
うことが出来たようである。
その一方、しばしばご来館されていた方がぷつりと糸が切れてしまったように、お姿を見せられなくなってしまうケースも増えている。 せっかく頂いたご縁が時の到来を前に切れてしまうのは、なんとも残念なことである。 ドロドロした都会暮らしの中で「冷静な心」を保ち続けるのは容易でないだけに、気になるところである。
読者におかれては、一度、我が身をしっかり振り返ってみて頂きたい。 一人でも多くの方が後悔のない旅たちが出来ることを、心から願っている。