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富士浅間神社から展望

 
 

 
 


富士浅間大社の撮影スポットからの展望、 あまりの人の多さでどうしても人の姿が入ってしまう。
 

 
 

先日、富士浅間神社からの展望を写真に収めようと富士吉田に出掛けてきた。 新倉の小高い山の中腹には、戦国時代に武田信玄の父・信虎が北条氏との戦いを前に戦勝祈願をして、見事に勝利を収めたことからご宝刀を収めた有名な三国第一山「富士浅間神社」建っている。撮影の狙いは、「富士浅間神社」の上に建つ五重の忠霊塔と満開の桜 、そしてその彼方に浮かぶ積雪の富士である。

桜はご存じの通り満開の時期が短くあっと言う間に散ってしまう。 特に今年のように雨や強い風の日が多いとなおさらである。 さらに短命な桜と青空を背景にした富士山との組み合わせとなると、その チャンスは一段と限られてくる。 今年は桜の開花日と晴天が重なった日は特に短く、満開時と晴天との重なりは私が訪ねた14日、たった1日だけであった。

徳乃蔵を午前中一杯留守にして出掛けたものの、現地では厳しい状況が待ち受けていた。 富士山の世界遺産登録以来、ここ2年ほど神社一帯も人気スポットとなっており、 大変な人混みで、中国人を含めた大勢の観光客が撮影を一段と難しくしていた。 

訪ねたその日も朝から神社の境内全体が超満員、畳三畳敷きほどの段差のついた撮影スポットには入ることすら難しい状況。 しばらくの間、辛抱強く待ってどうにかその場に立つことは出来たものの、狙ったアングルの中に撮影する人の姿が入ってしまって絵にならない。 上に掲載した写真がその一例である。

こんな時には、目の前に立つ撮影者が入れ替わる一瞬を辛抱強く待つしかない。 30分ほど待ったであろうか、幸いにもその瞬間が訪れた。  下の段に立つ7〜8人が中国からの同じグループであったようで、一斉にその場を離れるチャンスが訪れた。 その一瞬をものにして撮影出来たのはわずか4コマ。 その中の一枚が下段最後に掲載した写真である。  待った甲斐があったというものだ。

咲き誇る満開の桜と忠霊塔、その彼方にくっきりと浮かぶ積雪の霊峰富士の姿は、私にとって貴重なショットであった。 なお、お部屋に飾りたい方は、最下段の写真3枚は購入出来ますので、ブログ「スペース&ギャラリー徳乃蔵」に電話なりメールでお申し込み下さい。  きっとお部屋が賑やかになることと思います。

 



 

河口湖から富士を展望


入り口の鳥居から富士を展望
 

神社に向かう山道

 



 

満開の桜 @


A
 

展望台付近から @

 



 

A


桜に囲まれた忠霊塔
 

辛抱の甲斐あって
撮影出来た貴重な一枚

 

 

 

 

 




 

 

 

 

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