既にご案内しているように、徳乃蔵ギャラリーでは本日より24日(日)まで、西田恵利子さんの「デコパージュ展」を開催することになった。「デコパージュ
」という言葉そのものがあまり聞き慣れない言葉なので、戸惑いを感じる読者も多いのではないかと思われる。 実は私自身もその一人なのだ。
そこで、インターネットで調べてみると、デコパージュとはペーパーナプキンなどの薄い紙を専用の液(のり)で、木材や布などに接着して仕上げる工芸作品のこと。 元々は17世紀にイタリアの家具職人が、日本の漆工芸をまねて作ったのが始まりだと言われているようである。
ただ、今回の作者・西田恵利子さんの作品には、木材や布の代わりに「ガラス」を利用したデコパージュが多く、他ではなかなか見ることが出来ない作品のようである。
百聞は一見に如かず。 先ずは我が目で見てみるのが一番。
そこで、昨日展示の準備をしておられた西田さんにお会いし、作品の幾つかを拝見させて頂いた。先ず驚いたのは、目の前の作品が放つエネルーの強さと波動の高さであった。 それに、ガラスに何枚もの切り取った紙絵を貼り合わせるという製作方法からは、とても想像できない程の緻密さと美しさ。 私のように芸術的センスがない人間にも、その素晴らしさは心を打った。
この際、縁あってせっかく徳乃蔵で開催されることになったのだから、読者の皆さんにも是非、ご自身の目と心でその素晴らしさを味わって頂きたいものである。 きっと、ご覧になられる皆さんは、和宙少年の切り絵展やセサル・ラトーレ氏の点描画展と同様、今回もまた高い波動の中に身を置くことになるに違いない。
こうした希有な作品が今回徳乃蔵で展示されることになったのは、私の札幌講演会に西田さんが参加されていたことが、ご縁を結んでくれたようである。
縁とは不思議な力を持ったものだと改めて知らされた思いである。
なお今回の作品展は特別に入場料は無料とし、出来るだけ多くの方に見て頂くことにしたので、素晴らしい作品をご覧
になられた後、カフェルームでお好きなお飲み物を飲まれながら、ごゆるりとくつろいで心を癒して頂けたらと思っている。 カフェルームには私も顔を出すつもりなので、お会いできるといいですね。 なお開催期間が12日間と短いので、早めにご予定をお立て下さい。