7月21日の梅雨明け宣言から今日までの3週間、晴天と言える日はわずか1日。 後は多少は晴れ間も見えたものの、曇り空と雨ばかり。 お盆直前までこんな天候が続くのは、極めて珍しいこと。 何といっても驚くのは長期間にわたって富士山の姿を見ることが出来なかったことである。
私の書斎からは全容がくっきり見ることが出来るのだが、先月21日から8月7日までまったくその姿を見せない日が18日も続いた。 こんなことは私の記憶している限りでは初めて。 その後も9
日、10日、11日とまた姿を隠してしまったままで、今日も朝からまったく姿を見せていない。
姿が見えないのは八ヶ岳も甲斐駒ケ岳も一緒。 裾野は見えても頂上部は1日中見えないまま。 そんな状態が続いていたので、長い間、ヒマワリ畑で有名な北杜市サンフラワーフェスを訪ねることが出来な
いでいた。 ようやく9日、快晴となり周囲の山々も姿を見せたので、徳乃蔵の開館前の時間を狙って出かけてきた。
日照時間が日本一を誇る明野のサンフラワーフェスには、約60万本のヒマワリが咲いており、南アルプス山脈や、富士山、八ヶ岳などの山々を背景にした景観は圧巻。 日照時間が少ないこともあって今年は遅咲きであったようだが、ちょうど見ごろの時期を迎えており、数日前に通過した台風5号で茎がなぎ倒されることなく、きれいに咲き誇っていた。