長崎県の壱岐市では昨夜一晩で417ミリという記録的な大雨に見舞われたようだが、関東以北ではたいした雨にならず、日曜日以降は晴天続きとなりそうなので、小雨による農作物への悪影響が心配である。 しかし、我が国の異常気象は序の口、世界に目を向けるとその規模が違うことは、「災難続きのヨーロッパでテロと山火事」や「ポルトガルの森林火災さらに拡大」を読んで頂いている読者には、お分かりのはずだ。
そんな中、北の果てシベリア地方でも同様な記録的な高温に襲われており、平年を10度以上も上回る日が既に10日以上も続いており、これから先もさらに続きそうである。 北緯60度を超すヤクーツクでは約34度、人の住む町ではもっとも寒いと言われる北極海に近い北緯70度のオイミャコンでも30度近い信じ難い高温となっている。
この高温によって空気も乾燥して森林火災が発生。 すでに東京都の大きさを上回る2400平方キロメートルという広大な面積が焼失しており、アメリカ西部の高温・乾燥化による森林火災と同様な状況と化している。
今日はこれから、取材のため家を離れるため、明日掲載を予定していた「初夏の草花 A」を同時に掲載させて頂いたので、ゆっくりと覧いただきたい。 なお、「スペース&ギャラリー」徳之蔵は、7月6日(木)から始まる徳之蔵4周年記念特別展の準備のため、7月3日(月)から5日(水)まで、休館とさせて頂きますので、ご承知おき下さい。