昨日、「今年もまた甚大となるかハリケーン被害」で、トロピカルストーム「アルパート」の上陸を前に、フロリダやメリーランド州など南部一帯が大雨と強風に襲われたことをお伝えしたが、どうやらメリーランド州の鉄砲水は記録的なもので、甚大な被害が発生したようである。
28日の米国ABCニュースがその様子を伝えていたので、被害の状況を見て頂くことにした次第である。 下に掲載した写真を見てもらえれば、その被害がいかに大規模なものであったかがお分かりになられるはずである。
中でも私が驚いたのは、被災者が語った次の発言であった。
「1000年に一度と言われる嵐が、2016年に次いで2度も発生し、今回の被害は2016年を上回る規模となった」
1000年に一度あるかないかという規模の災害が、わずか2〜3年で2度も起きているのだ。 この言葉を聞いただけでも、近年、米国における自然災害の規模と頻度がいかにひどい状況となって来ているか、分かろうというものである。 ウォータークロックの到来が日に日に近づいて来ていること実感して頂けたら幸いである。