2017年、地球と人類の再生に向けての更なる一歩が始まった。 読者が過ごしてこられた歳月の中で、昨年1年間がこれまでになく一段と厳しい年となったことは
、どなたも皆、感じられたことだろう。 社会の混乱、経済の異常、自然災害、そして人心の乱れ ・・・・・ どれもが、これまでとは一段と激しいものとなったことは、紛れもない事実である。
今年はさらに一段と混迷さを増し、高次元地球の誕生に向かって、かって経験したことのないような異変が、その数を増すことになるに違いない。
年末に、そんな予感を実感させる写真が飛び込んできた。 オーストラリアの有名な観光名所でもある、巨大な岩山「エアーズロック」
が滝と化した写真である。
極めて雨の少ない砂漠地帯にある「エアーズロック」一帯が、先月22、23日に豪雨に見舞われ、観光地帯の周辺道路が水没して閉鎖する珍事が発生。
朱色の巨大な一枚岩から白く輝く水が流れ落ち、まるで巨大な滝を思わせる神秘的な光景が広がった。
オーストラリアの気象当局によると、同国東部の400ミリ近いこの記録的な豪雨により、日本人1人を含む7人が行方不明となっており、数十
軒もの世帯が避難し、少なくとも30世帯に浸水被害が出たようである。
2010年頃からオーストラリアは豪雨や高温などの異常気象に見舞われ始めており、私が隣国・ニュージーランドを訪れた2011年の1月には、北東部一帯が豪雨に見舞われ大洪水が発生。 その後も次々と異常気象に襲われ、
50℃を越す信じ難い高温や、前代未聞の異常な集中豪雨に見舞われ続けている。
中東の砂漠地帯が大雪や洪水に見舞われたことは、既に「尋常でなくなって来た世界の異常気象」でお伝えした通りであるが、今や世界は従来の常識が通用しない異常気象に陥っており、
どうやら人類はこれから先、経験したことのないような巨大災害や異常な高温、寒気に遭遇することになりそうである。