このところ、連日のように掲載して来た記事はどれも皆、政治、経済から自然災害に至るまで厳しいニュースの連続であった。 しかし、それは皆、現実社会の実体であり、目をそらすことの出来ないものばかり。 マッテオ・タフリ氏の終末預言といえども、興味本位で書いた記事ではなく、温暖なリゾート地における前代未聞の2日間の降雪と、専門の科学者たちが警告を発し始めたカルデラ火山の現況に基づいたものであった。
日々、読まれる読者も暗い気持ちや不安な気持ちに、さいなまわれたことと思うが、記している私とて同様である。 記事が重要な内容になればなるほど、関連事項をしっかり調べ
、より正確で分かりやすい文章にしなければならない。 それゆえ、時間をかけて執筆することになるため、心を痛める度合いも読者より遙かに大きくなる。 しかし、真実を伝えるには
手を抜くわけにはいかないのだ。
そんな厳しい日々を送る中、1月ももはや終盤、この週末金曜日からは徳乃蔵のオープンである。 年に一度ののんびり休暇のはずが、年末の風邪が長引き、腰痛の再開で気分のすぐれぬ中、
HPの連載でゆっくりくつろぐ間もなく、どうやら、チロ
と見る鬼平犯科帳や孫との積み木遊びの時間も、ほんのひとときで終わってしまいそうだ。
それにしても、この1ヶ月のなんと早かったことか。 読者も同様に感じておられるのではないだろうか。 この調子ではどうやら2017年もあっと言う間に終わってしまいそうである。 ところで、我が家のチロは今年で23才、人間の年齢なら悠に100才を越しているはずだが、
お陰様で今もなお、毛づやは5歳児と変わらず、食欲もあり元気で過ごしている。
そこで、今年は徳乃蔵ギャラリーのスタートを、チロ23才を記念して「愛猫・ チロ大還暦展」とすることにした。 開催期間は1月2
7日(金)〜3月31日(木)を予定しているが、2月、3月の営業日は毎週、金、土、日曜日の3日間だけなので、早めに予定を着けてご来館頂きたい。
最近の猫人気はワンちゃんを上回って来ているようなので、どうぞ猫好きのご友人がおられたら、お誘いになられてご来館頂けたら幸いである。
子ネズミと向かい合った写真も大型版で展示してあるので、ご覧になられたら驚かれるに違いない。
展示する写真の中から一部を掲載させて頂いたのでご覧下さい。