噴火が続くイタリアのエトナ火山
 

 


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噴火が続くイタリアのエトナ火山
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見過ごせない今回の噴火

 
 

 
 


活発化して来ているイタリア・シチリア島のエトナ火山

 
 

ヨーロッパで最も活発な火山として知られているイタリア・シチリア島の東部に位置するエトナ火山。 今年の2月27日に1年ぶりに噴火した後も その活動は続いている。 そんな噴火口の近くには観光客が真っ赤に燃えた溶岩を一目見ようと訪れている。 通常、溶岩はゆっくり流れるので比較的安全だと考えられている からである。

そんな観光客の中に英国のBBCの記者もいて、一夜で出来た溶岩を撮影 していたところ、突然近くで新たな噴火が発生。 周囲には雪と氷の混じった溶岩が飛び散り、危うく命を落とす状況に陥った。 彼は観光客と一緒に逃げながらも、必至に撮影 を続け、昨日のBBCニュースでその生々しい様子が報道されるところとなった。 それは先の木曽御岳の噴火の様子を再現しているようであった。

多くの人が飛び散る石などの直撃を受け切り傷やヤケドを受けたものの、幸いにも死者や重傷者が出なかったのは、なによりも幸いであった。  我々は自然の脅威をもっと真剣に受け止めておく必要を感じる一場面であった。 イタリアの自然災害と言えば、今年1月に掲載した二つの記事を思い出された方もおられることだろう。 

一つは「イタリアでまたまた地震」で、 昨年の8月後半、10月後半、今年の1月中旬とほぼ2ヶ月間隔で、次々と震度5を越す地震が発生し続けていることを記した記事。 もう一つは「イタリアの哲学者が残した終末預言」。 この記事の中で はナポリの西方にある巨大なカルデラ火山「カンビ・フレグレイ」で、最近噴火の前兆現象とも思える現象が現れていることを記しておいた。 読者も覚えておられることだろう。

エトナ山は世界で最も活発な火山の一つで、毎年、100階建ての高層ビルをいっぱいにするほどの溶岩がつくられており、今回の噴火が特別の噴火というわけではない。 それなのに、なにゆえ 記事に取り上げたのかというと、現場でケガを負った人々の中にいた火山学者の発言が、気になったからである。

 
 

 
 


観光客たちが前日の噴火で噴出した溶岩を撮影中、突然噴火が始まった。
 

 

 


英国BBCが放送した負傷者を引きずって非難する生々しい映像
 

 

30年間にわたって噴火を研究し続け、エトナ火山の噴火にも精通しているこの研究者は「エトナ山はしばしば噴火してきているが、今回のように人を巻き込むのは希で、こん なに危ない目にあったのは初めてである」と語っている。 この発言 は、エトナ火山の活動状況に変化が生じており、徐々に活発化して来ていることを伝えているようである。

実はそうした動きは2000年に入ってからの噴火の頻度においても見られるようである。 2001年まで、エトナ火山の噴火の頻度は2年に1度くらいであったが、それ以降 は、少なくとも1年に1度は噴火する状況になって来ているのである。 

それに今年に入ってからの噴火は、まだ3月中旬だというのに既に今回の噴火で4回発生している。 どうやらこうした一連の 動きを見る限り、エトナ火山が大規模噴火に向かって進んでいる可能性は無視できなくなって来ているようである。

なんと言っても心配なのは、同じイタリアにあるカルデラ火山「カンビ・フレグレイ」の噴火である。 「イタリアの哲学者が残した終末預言」に記したように、カルデラ噴火は巨大な火口を取り囲む何十個もの火口が一斉に噴火するため、個々の火山とは桁違いの規模となり、「アセンション」の前に発生する「地球のリセット」の先駆けとなるからである。 

ただ「富士山の噴火は世界の噴火の先駆けとなる」という、ある女性から伝えられたメッセージが正鵠を得たものであるなら、まだその時はしばらく先と考えておいて良 さそうである。 しかし、その富士山の噴火がそう遠くないことを、最近、信頼の置ける別の人物から伝えら れたことを考えると、「カンビ・フレグレイ」の火口が一斉に噴煙を上げるのも、そんなに先のことではなさそうである。 

読者が 自らそうした状況を感じ取るには、日頃から感性を研ぎ澄まし、天が知らしめてくれる今回のような現象をしっかり受け止めることが重要である。 そのためには、自然の中や波動の高い空間に身を置いて心を癒し 、天の啓示を見逃さないようにすることが肝心である。 今日から始まる3連休をそんなことに役立てられたらいかがだろうか。

 

 
 

 
 


今年に入ってからもこうした噴火は起き続けている。

 


 




 

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