数日前からニュージーランドで大量のクジラの座礁のニュースが流れていたが、昨夜のスペインTVEはその数は700頭に達しており、地元ボランティア団体が現地へ行って救いの手を差し伸べたものの、救出作業は困難を極め、およそ300頭ほどが死亡したことを伝えていた。
当初、10日に発見された座礁クジラの数はおよそ400頭、しかし、その後200頭、100頭と次々と打ち上げられ、これまでの座礁した総数は700頭に達しているようである。
クジラの種類は全てゴンドウクジラで、年齢の高いものから若いクジラまで様々。
当初発見された時にはその数の多さに驚かされたが、300頭の死が確認されたあと急浮上したのが、爆発事故に対する不安。 死亡後、内臓が腐敗して貯まったガスが胃にたまり爆発する恐れが出てきたのだ。 なにしろその数が300頭に達しているだけに大変だ。 爆発を防ぐために、ニュージーランド当局やボランティアたちは死体の胃に穴を開け、ガスを抜く作業に取りかかっているようだ。
ニュージーランドで発生したクジラの座礁は私の記憶している限りで、2011年2月と3月、共に100頭前後。 2015年2月の200頭。 どうやら座礁の頻度が増す一方、クジラの頭数も増えて来ていることは間違いないようだ。 それにしても今回の700頭という数は異常だ。 一夜にして416頭、そのあと200頭、100頭と続いているのだからまともではない。
気になるのは、座礁の原因であるが、サメの大群に襲われたとか、海底で溶岩の噴出や地殻変動が起きたのではないかとか、いつもいろいろと語られているが、どれもが最終的には原因不明となっている。 因みに、2011年の2月21日の座礁直後の22日に、M6・3の地震が発生。 3月8日の座礁の後の11日には、東日本大震災が発生している。
|
|
|
|
|
|
発生場所はボルテックスの高い聖地
今回、700頭が打ち上げられた場所はニュージーランド南島の最北端に位置するゴールデン湾のフェアウエルスピット海岸。 このゴールデン湾というのは北島と南島の間に位置するタズマン湾の中にある一つの湾であるが、実は2011年の1月に私が取材でニュージーランドを訪れた際に、その湾内に浮かぶオタマテア島に上陸し数日を過ごしているのである。
北島から南島に渡る際、当初はポロハウ長老が立ててくれたスケジュールでは、飛行機を利用する予定でいたのだが、私がフライトをキャンセルし船で渡りたいと申し出て急遽決まったのだ。 ところが、フェリーに乗り込んだ辺りから突然天候が崩れ出し、海峡ではかなりの嵐に見舞われることとなった。
突然の異変に驚いていると、ポロハウ長老は揺れるフェリーの中で瞑想され、「あなたが飛行機からフェリーに変えて、満月のこの夜に荒波の海峡を渡ることになったのは、決して偶然ではありませ」と言われた。 実は、フェリーが渡るクック海峡は2体の海龍(水龍)、ルナとウナが地球に降り立った場所で、大変由緒のある海峡であったとのこと。
クック海峡がそうした聖地であったばかりか、上陸したオタマテア島は、88ヶ所あるニュージーランド聖地の中でも、特に強いエネルギーが渦巻き状になって出入りする、ボルテックスと呼ばれる強いエネルギースポットの一つであった。
それだけに、そうした聖なる海域のゴールデン湾で700頭もの鯨が座礁したと言うことには、地理学的な異変だけではなく、エネルギー的な変化が起きている可能性がありそうである。 いつかお伝えすることになるかと思うが、ニュージーランドと我が国は地震や噴火などで強いつながりがあるだけでなく、エネルギー的なつながりも深いようなので、ニュージーランドの異変に関しては関心を持ってチェックしておいた方が良さそうである。
拙著『 世界に散った龍蛇族よ!』をお持ちの方は、読み直しておいて頂きたい。
|