昨日は頻発する米国の自然災害のニュースをお伝えしたが、今朝のロシアTVは政治的に対峙するロシアでも、異常気象による災害に見舞われていることをトップニュースで伝えていた。天が起こす自然災害には、自由主義も共産主義も関係ないようだ。
ロシア北部のシベリアなど各地では暴風雨による強風が吹きまくり、木々が倒れ、電線が切れ、車や看板が飛ばされるなどの被害が相次ぎ、また南に下ったサンクトペトルブルグやモスクワ郊外では積雪、一気に冬が到来したようである。
一方、極東のハバロフスク地方では冬到来とは正反対、異常な高温に見舞われてライラックやタンポポなど春の花が開花している。どうやらロシアは全土で異常気象に見舞われているようである。これから先、世界各地から伝えられる異常気象による災害のニュースは、ますますその頻度を増すことになりそうである。