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 コロナウイルス蔓延の最中、モンスーン襲来

           インドとバングラディシュで被害甚大

 
 

 
 


風速55メートルの強風に襲われたインド東部地方 (ロシアTV)

 
 


世界中の人々の関心は今、もっぱらコロナウイルスに向けられているが、地球の転換期に向けて勢いを増してきている自然災害が決して弱まっているわけではない。夏から秋にかけて、昨年以上に台風やハリケーンが発生する可能性は大である。

案の定、その先駆けが南アジアと北アメリカで発生し始めたようである。昨夜、インド洋のベンガル湾からインドの東海岸に上陸した大型モンスーンは、風速が55キロの強風を伴っており、インド東部とバングラディシュに多大な被害をもたらしているようである。

規模としては1999年の1万人以上の死者を出したモンスーンに匹敵する規模であるが、今回はインドでは100万人、バングラディシュでは200万人を早めに避難させたので、人的被害はかなり抑えられそうであるが、家屋の損傷等は前回と変わりなさそうである。

問題はコロナウイルスの蔓延中に発生した悪しきタイミングである。家に閉じこもって感染を予防していた人々が一斉に避難所に集まるため、モンスーン一過、コロナウイルスの感染者が急増する可能性が大きく、外出禁止令が水泡に帰してしまいそうである。

 
 

 
 


バングラディシュでは倒れた大木が車を直撃 (ロシアTV)

 
 

米国でも洪水発生、パンデミックと重なる

 

一方、世界最大のウイルスの感染国となっている米国でも、同様な事態が発生している。五大湖に挟まれたミシガン州の中部では大雨によって、数時間の内に二つのダムが決壊して洪水が発生。非常事態が宣言される中、多くの住民が避難を余儀なくされている。

まさに恐れていたパンデミックの最中の災害発生である。街全体が水に覆われているのに、家に閉じこもっているわけにはいかない。しかし、避難所に避難したら人との接触は避けられない。そのため、感染を心配する人達の中には避難所に入らず、車の中で過ごしている人達もいるようである。

コロナのまん延が来月の中旬ごろまでに抑えられれば良いが、もしも、夏を過ぎても続き、秋にかけて再び2次感染、3次感染が発生するようなことになったら、今回のミシガン州のような状況に多くの州が見舞われ、感染拡大を引き起こす悪循環が発生することになるかもしれない。本格的なハリケーンが到来する夏場までに、コロナの蔓延が沈静化することを願わずにはおれない。

それにしてもなんともはや、厳しい時代がやってきたものだ。そんな最中、米中の争いに巻き込まれ、肝心なWHO(世界保健機構)が機能不全に陥っているようでは、情けない限りである。しかし、これがこれから先に起きてくる厳しい世の中の前兆かもしれないので、覚悟はしておいたほうがよさそうである。 ただし、「明るく」、「愉快に」、「笑顔」は忘れずに!。

 
 

 
 


ダムの決壊で洪水に襲われたミシガン州の中部の街 (ABCニュース)

 

 
 

 
 

 

 
 

 




 

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