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 中国北東部にイナゴの大群 
               南部では洪水多発

 
 

 
 


中国北東部の黒竜江省や吉林省にはイナゴの大群が発生。
サバクトビバッタの先駆けとなるか。

 
 


3月6日付の記事「中国バッタ襲来のリスク高まる」で、中国の国家林業草原局が5月の終わり頃から6月、7月の農作物の成長期にかけて、大群と化したサバクトビバッタの来襲が起き、被害が発生する可能性が大きいと判断していることをお伝えした。

また、バッタの大群の来襲のコースとしては 、インドやパキスタンを経由しチベットに進入するルート、ミャンマーから雲南省へのルート、カザフスタンから新疆ウイグル自治区に入る3つのルートを予測していることもお伝えした。

直近の情報によると、三つのルートとは別の日本海に面した北東部の黒竜江省や吉林省で6月に入ってから、バッタではなくイナゴの大群が発生し、農作物の被害が広がっているようである。特に黒竜江省ハルビン市周辺の5つの区、県(市) の蝗害(イナゴによるこうがい)は厳しく、約244万平方メートルの農作物が被害を受けているようである。

東北部は中国の主要食糧生産地であるため、蝗害(こうがい)発生の影響は大きく、ウイルスによるパンデミックで海外からの食糧の輸入が激減し、国内各地で異常気象が起きているだけに、これから先、食糧不足が発生する可能性が一段と高まって来そうである。

また、黒竜江省の南で北朝鮮に面した吉林省吉林市も65日、各部門に蝗(イナゴ)などの害虫調査実施や被害防止強化を要求している。同局の通達によると、4日までに吉林市管轄下の荒れ地や林を含む13.4ヘクタールに及ぶ場所で 、蝗(イナゴ)の群れが観測されているようである。一方、中国インターネット上では、中南部の湖南省永州市でも蝗害が起きているとして、その映像が投稿されている。

 
 

 
 


中国南部の広東省や福建省など11の省では、豪雨と洪水が発生

 

 

現在、イナゴの状態はまだ幼虫の段階であるが、イナゴの密度は、1平方メートルあたり1020匹ほどになっており、場所によっては50匹に達している所もあるようだ。現地の人間は「コロナウイルスが収束していないうえ、 地震や干ばつと災いが続き、4月に入っても雪が降り、気温も15度以上に急降下している。次は何が起きるのだろうか」と強い不安を感じているようである。

一方、中国南部の広東省や福建省など11の省では、6811日まで、豪雨による洪水と土砂災害に見舞われている。中国当局の発表では、262万人以上が被災し、22万人超が避難したようである。145900ヘクタールの農作物が被害を受け、直接的な経済損失は404000万元(約 610億円)に達している。

こうした状況下、中国当局は国有企業に対して海外からの食糧輸入を増やすよう求めている。しかし、インドやタイ、フィリピン、ベトナムなど各国政府は、緊急事態時に自国の食糧を確保するため、小麦やコメなどの輸出を規制していることから、十分な輸入は出来ていないようである。 更にオーストラリアからは政治的亀裂によって大麦や食肉の輸入がストップ状態となっている。

こうした状況下にある中国に、危惧されているサバクトビバッタによる、農作物に対する本格的な被害が発生するようなことになったら、大規模な食糧不足が発生することは間違いなく、国家的危機に陥る可能性は大である。

習近平政権は南シナ海の領有権を巡った、ベトナムやフィリッピン、インドネシア、マレーシアなどとの間で争いを続けており、香港に対して「国家安全法」を適用し「一国二制度」を崩壊させようとしているが、 今はそんなことをしている時でないことに、気づいていないのであろうか。
 

 

 




 

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