8月の3日(日)、8日(金)、9日(土)には、徳乃蔵の別室・日本間で「アロマセラピー」の講習会が行われる。ご関心のあられる方は、都合のよろしい日を選んでご参加されたらいかがだろうか。
以前、講演会で帯広を訪れた際に、後援会スタッフの方からアロマセラピーの施術を受けたことがあった。続けて3回ほど施術をして頂いたところ、幸いにも、講演会続きで疲労していた内臓が元気を取り戻し体調を回復することが出来ただけでなく、精神的にも癒されて大変リラックスすることが出来たことが、思い出される。
そんなこともあって、今回の講習会を機にアロマセラピーと呼ばれる治療について、少しばかり勉強してみることにした。
私の知り合いの中には、薬剤による現代医療に抵抗を持っておられる方が多い。そうした方には、花の香りを利用した自然療法は受け入れやすく、お役に立つのではないだろうか。なんと言っても心の癒やしに役立つことは魅力である。
「アロマセラピー」とは、アロマ(香り)とセラピー(治療)の合成語で、日本語では芳香療法と訳されている。海外では医療として認可され、保険適用されている国が多いようだが、我が国においては、セラピーで使用される精油
は医薬品としてではなく、雑貨として扱われて販売されているというから驚きだ。
医薬の分野が製薬会社や日本医師会によって支配されている実体を考えれば、「さもありなん」というところだろう。
そんな我が国であるからして、当然、治療法も医療としては認可されておらず、保険適用の対象外となっている。どうやら物理療法しか頭にない日本医師会の大先生方には、アロマ(香り)
がセラピー(治療)に役立つことなどあり得ないこと、あってはならないことなのだろう。
しかし、最近の研究によって、香りが脳や人体に対して好影響を与えるばかりか、花粉症、うつ、認知症など様々な症状に役立つことが少しずつ解き明かされ、心の広い先生方によって医療の分野でも補完的にではあるが、使われ始めて来ていることは事実である。
最近、アロマが認知症に効果があるのではないかという報告がテレビ番組で放送され、あっという間に精油が売り切れになったというから、
物理療法の限界を感じている人々の間で、これから先、次第に認知度が上がり治療に用いられて来ることは間違いなさそうである。
現在、特に肉体的な問題を抱えておられない読者におかれては、あまり難しく考えず、リラックスするための手段として、まずは日々の生活の中でアロマを使って、精油の香りによって得られる安心感、覚醒感、瞑想感な
どを利用し、心と
精神の滋養に役立てられてはいかがだろうか。これから先、最も求められるのは心の安らぎであることはご承知の通りである。
今回の講座は初心者を対象としたアロマレッスンとなっており、子供さん連れで参加して頂く勉強会(8月3日)も用意されているようなので、ご自身だけでなく、家族やお子さんの健康や代替療法についても考えるきっかけにして頂けたら、
よろしいかもしれない。
なおレッスンの後に、お風呂に入れて香りを楽しむアロマグッズの作り方も教えてもらえるようである。日程や参加料等についての詳細は、下の画像をクリックして、NEW アロマ講座 『アロマを楽しんでみませんか』 をご覧頂きたい。
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