徳乃蔵の庭にも花と新緑の季節が一気にやって来た。そして、ボタンやアヤメ、ツツジ、シャクナゲなどが咲いた外の庭を眺めながら、コーヒーを楽しまれる方が多くなった。
300年の時の流れが漂い、満月の写真から聖なる月光が放たれるカフェルームは龍神様が守っておられる。そんな徳乃蔵は日々の暮らしで疲れた心を癒す
には至上の場所のようだ。皆さんも時間をとってお出かけになられたらいかがだろうか。
今、ギャラリーで開催中の「マヤ・オルメカ
探索の旅」写真展、来館された方が一様に驚かれるのは、部屋に漂うエネルギーの強さである。
どうやら、遺跡の風景を見ていると意識が高まり、なんとも言えない心の高揚感が湧いてくるようである。実は、見学者が感じるそうした不思議な感覚、それは遺跡が発する聖なるエネルギー
によるもののようである。
読者は「金環日食と光の柱」で、チチェンイッツア遺跡のククルカンのピラミッドから立ち上がった「光の柱」をご覧になられたはずだ。
ピラミッドの頂上部から立ち上がった幅4〜5メートルのあの巨大な「光の柱」を見れば、遺跡がいかにエネルギーの高い場所に建造されているかが分かるはずである。
マヤの人々は生活するのに便利な場所を選んで都市造りをし、神殿やピラミッドを建設したわけではないのだ。先ずは、聖なる地でエネルギーの放射が強い
場所を探して神殿やピラミッドを建設し、その周囲に人々が住むようになっていったのである。
巷間言われている我が国に散在するパワースポットなどに比べたら桁違に強大なパワーを発しているのが、マヤの遺跡群なのである。
だからこそ、ククルカンのピラミッドからあのような強い聖なるエネルギーが、巨大な「光の柱」として立ち上がったのである。メキシコのチャカルツィンゴ遺跡、紀元前数千年以上前に建造されたと思われるこの遺跡の岩肌には、縦横およそ10メートルの巨大なオシュラフンティク(龍)
の姿が彫られているが、これもまた、強力なエネルギーを発している。
ギャラリーにはこうしたグアテマラ、メキシコに点在するパワースポット群の写真が23点展示されているのだから、気に敏感な来館者が強いエネルギーを感じられるのは当然である。 隣のカフェ
ルームで開かれた朗読会に、ひでぼー君が龍に乗ってたくさんの子供たちを引き連れてやって来たのも、ここが聖なるパワースポットとなっている何よりの証である。
ワイタハのポロハウ長老が来月来館されることになったので、「マヤ・オルメカ探索の旅」展を6月初旬まで延期することにした
。せっかくのチャンスであるので、一人でも多くの読者の皆さんが来館され、聖なるエネルギーをしっかり受け取って波動上昇に役立てて頂けたらと思っている。
肉体の癒やしには誰もが心を配る、しかし残念なことに、何より大事な心の癒やしに目を向ける人は少ないようだ。心のケアーに時間やお金を惜しんでいては、旅立ちに際して後悔の念が残るだけだ。
その点をしっかり肝に銘じておいて欲しい。歴史の真実をご自身の目で確かめながら、疲れた心を癒されんことを願っている。
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