昨夜は、ブラッドムーン(血の月・THE BLOOD MOON)と呼ばれる赤みがかった満月が見られる皆既月食の日、しかし、皆既月食が始まったのが日本時間で夕方の4時以降、そのため我が国では月が出る頃には月食がほぼ終了してしまっていて、その神秘な天体現象を展望することは出来なかった。
しかし、夕方から顔を出し始めた満月を眺めると赤銅色に輝いており、まるでブラッドムーンの残像を眺めているようであった。ただこの現象は、夕陽が赤っぽく見える原理と同じ理屈で、月の高度が低いため大気の影響を受けて見える現象であったようだ。
月食は地球が太陽と月との間に入って太陽の光を遮り、月の光る面が欠けて赤暗く見える現象であるが、「部分月食」だと赤い輝きがわずかであるため、「皆既月食」でないとブラッドムーンのように、赤道色に輝く月の姿を見ることは出来ないのである。
なぜか今年から来年にかけて、この神秘な天体現象が今回を含めて4回見ることが出来るようである。その日程は、2014年10月8日、2015年4月4日、2015年9月28日。そのうち今年10月8日と来年4月4日には、日本でも観察することができるようなので、カレンダーに印をしておいて眺めたらいかがだろうか。
ただ、満月の光は「負のエネルギー」を多く放射していることが多いため、特に女性は満月を長時間楽しむのは止められた方が良さそうである。これとは逆に、月光が「聖なるエネルギー」で満たされたのが昨年の12月の満月であった。それは極めて希な現象であったようだが、その満月を偶然撮影して皆さんにお見せしたのが、「初冬の冬景色」に映された聖なる光の輪を放つ満月の姿であった。
どうやら最近の様々な天体現象の中には、「新星地球・アルス」誕生に向けての重要な意味を持った現象が含まれているようである。今回の一連のブラッドムーンもその一つかもしれない。なお、プレゼントを予定している「聖なる月光の輪」の写真は、枚数が少なくなって来ているので必要な方は早めにご来館して頂きたい。