年始め・八ヶ岳からの展望


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自然は心を癒してくれる

いよいよ激動の2014年が始まった。

年始め早々の八ヶ岳山麓は厳しい氷点下と強い風の日々が続いた。久しぶりに清里、野辺山へと車を走らせ、八ヶ岳の冬景色と1500メートルの高地から眺めた富士山や南アルプスの美しい景観を堪能してきた。やはり心を癒すには自然に溶け込むのが一番である。

富士山の雄大さを見るには富士五湖周辺から眺めるのが一番であるが、その優雅な美しさを見ようとするなら、遠く離れた伊豆方面や八ヶ岳山麓からの展望が最高である。読者におかれては、先ずは年の初めに当たって、厳冬の八ヶ岳とその山麓から眺めたすがすがしい景観を眺めて頂き、心を癒して頂ければ幸いである。

穏やかに迎えた新年であったが、JR有楽町駅前の火災事故が正月のUターンラッシュを直撃。大動脈の東海道新幹線が5時間半にわたって止まり、東京、名古屋、新大阪などの各駅で30万人を超す人々が足止めを食らうこととなった。

単なる火災事故による災難とみればそれまでだが、正月三箇日(さんがにち)の事故だけに、今後の人々の移動に支障をきたす状況の発生を暗示しているようで、気になるところである。私はこれまで講演会で、これからはいつ帰国出来なくなるような事件や事故に遭遇するか分からないから、海外に物見遊山(ものみゆさん)の気持ちで出掛けるのは止めておいた方が良さそうだと語ってきた。その後の世界情勢を眺めてもらえば、決して的外れの警告でなかったことがお分かりになるはずだ。

これからは国内においても、旅先で何日も足止めを食らう同様な事故や事件に遭遇することになるかもしれない。特に小さな子供さんを連れての旅は時間と懐具合(ふところぐあい)に余裕を持って、お出かけになられた方がよろしいようだ。年寄りのとんだ取越し苦労であってくれればよいのだが(笑い)。

 



 


野辺山の獅子岩
から八ヶ岳展望
 

眼下に野辺山
天文台が見える

清里高原から
3193メートルの
南アルプス北岳を展望

富士山展望

 



 


天女山スキー場
から八ヶ岳の主峰・
赤岳を展望
 

清里高原から
茅ヶ岳と富士山展望

眼下に広がる
水墨画的風景

日没直後の
富士山と南アルプス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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