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時宜を失わないように

 
 

 
 


徳乃蔵も紅葉の真っ盛り

 
 

11月1日〜3日の3連休、徳乃蔵には多くの皆さんにご来館頂き有り難う御座いました。連休のため遠方からの来館者が多く、来館者の名簿を改めて拝見すると、北海道は札幌、帯広、釧路、また、九州は福岡、熊本、鹿児島、さらには山形、仙台、秋田などの東北地方や広島、京都、奈良、津など西日本各地から来られており驚かされた。

中でも、びっくりしたのは、15時間かかって帯広市から来館された女性の方がおられたことであった。その方は、3連休で飛行機の席が取れなかったため、前日の夜9時に出発され、6つの電車を乗り継ぎされての来館であった。和宙君の展示会が今この時期に行われていることの意味を真に理解され、もしも見逃したら後で悔やむことになることを、しっかり感じ取っておられたようである。

人生には、見ておかなければならないものがあり、聞いておかなければならない話があり、読んでおかなければならない本がある。そして、そのタイミングを失ってしまっては、2度と見ることも、聞くことも、読むことも出来ないばかりか、役に立たなくなってしまうことがある。それが時宜の大切さであるのだ。

今回の切り絵展がその一つであることは間違いない。自分自身の心が求めているものを得るためには、今は時間や距離やお金にこだわっている時ではない、と記したのはそれ故である。和宙君とお母さんの力作を驚きの眼でご覧になられた来館者の皆さんがそろって言われるのは、「本当に来て良かった!」「直に見なければこの感動は得られません!」「和宙君とお母さんにただただ感謝です!」である。

作品をご覧になられてコーヒーを飲まれた後、帰る前にもう一度ご覧になられる方が多いことや、宿泊されて翌日、再訪される方が多いことが、いかに感動され心が癒されたかを物語っている。私がHP上で切り絵の写真を紹介しないのは、小さな写真に映る姿が全てだと受け止められてしまっては、申し分けないと思っているからである。

皆さんのご来館が続き、留守にすることが出来ない日々が続く中、4日の休館日を利用して1泊2日で、北海道は美瑛に写真撮影に行ってきた。4日の早朝に家を出て、帰宅したのは6日に日の変わった本日の夜中の2時。日程的には大変きつい旅であったが、15時間かかって来館された方のことを考えれば、愚痴などいっておれない。写真一枚を撮るのも、この時、この場所、チャンスは一度しかないからである。

撮影写真については、日を改めて掲載する予定である。 切り絵展をじっくりご覧になられたい方は、平日のご来館をお勧めする。 その方がゆっくりとご覧頂き、ご説明もしてさし上げられるからである。

 
 

 
 


美瑛の丘の彼方に積雪の大雪山連峰が浮かぶ。 北海道ならではの景観である

 

 




 

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