徳乃蔵・「最後の楽園
PERU」開催のご案内
私の過去生がつないだペルーアマゾンの
野鳥たちとの不思議な出会い |
|
|
|
|
珍鳥「アンデスイワドリ」とも、過去生で結ばれていたようである。 |
|
徳乃蔵では4月から「最後の楽園PERU」展を開催させて頂いております。8年前のオープン記念の際に展示させて頂いたアマゾンで撮影した野鳥や動物たちの写真展です。あれからあっという間に8年が経過、時の流れの速さを実感する今日この頃です。
私がカメラを初めて手にしたのは60歳の時、会社を退任して遺跡探索で海外に出るようになった時である。そんな私がマチュピチュやナスカの地上絵の探索で南米ペルーに何度か足を運んでいる最中、ふとしたことからペルーアマゾンに足を向けることになったのである。
どうやらそれには、私が過去生で、アマゾンとアンデスで6回シャーマンをしていたという「縁の力」が働いたようである。実はアマゾンを案内し写真撮影のサポートをしてくれたのは
フリョ・セサルという青年で、彼はアマゾンの野鳥や動物に関しては世界でもトップクラスの研究者のお弟子さんであった。
そのお陰でアマゾンに生息する100種類を超す野鳥や動物や蝶たちの姿を撮影することが出来たわけであるが、その青年にガイドをしてもらえることになった背景には、
どうやら不思議な「縁の力」があったようである。
実は
アマゾンへの旅の中で、最後の旅となった3度目のアマゾン探索のガイドをお願いしていた方が、訪問の1カ月ほど前に突然ガイドが出来なくなってしまったのである。
そこでセサル・ラトーレ氏に急いで代わりのガイド探しを依頼するところなったのだが、関西の自宅におるものと思って電話をしたところ、その時、偶然にも彼はペルーのクスコにおられたのであった。依頼を受けたセサル氏は遺跡のガイドなら知り合いがいたが、アマゾンのガイドは思い当たる人がおらず、どうやってガイド探しをしたらよいか迷っておられたようである。
|
|
|
|
ペルーアマゾンを上空から展望
|
|
|
|
|
|
アマゾンの上流から船に乗り込むメンバー
|
|
翌朝、自宅の周りを散策していた時、
天のご手配に導かれるところとなったようである。実は散歩中にセサル氏は一人の青年に出会うことになったのだが、その青年はめったに家にいることがなく、セサル氏も日本に定住していた為
、二人は久しぶりの出会いであったようである。
セサル氏はその青年に、知り合いの人でアマゾンのガイドをしている人を紹介してくれないかと頼んだところ、実は彼自身がアマゾンのガイドを生業(
なりわい)としている人物であったのである。驚いたセサル氏は彼にガイドをお願いしたところ、彼は優れたガイドであったため1年先まで予約がいっぱいで、
日程が空いていないとのことであった。
がっかりしているセサル氏に向かって、彼は
「もしも予約のキャンセルが出たらお知らせします」と言って別れたようであるが、程なくして彼から連絡が入り私が探索を予定していた1月から2月にかけてキャンセルが出たので
、お引き受けしますということになったようである。1カ月半にわたる長期間のキャンセルが出たというのはまさに奇跡であった。
昨年11月にセサル氏が私の家に宿泊していた夜、彼は初めてその時の経緯を語ってくれた。実は、彼自身もそうしたガイドさんとの繋がりについては非常に驚かれたようで、
「浅川パパはアマゾンとは深い縁があるんですね」と繰り返し、繰り返し語っていた。
ペトロ・ホボット氏が来日された際に語ってくれた、私が過去世で6回にわたりアマゾンとアンデスでシャーマンをやっていたという話はどうやら真実だったようである。
ブラジルとペルーにまたがるアマゾンの面積は我が国の20倍に達する広さであるだけに、ペルーアマゾンだけでも簡単に探索できるエリアではない。先ずは
日本から2日かけてペルーの首都リマについてから更に2日がかりでアマゾン川の源流地に向かい、さらに本流を船で下ってジャングルの中に入っていくことになるのだが、
同伴したスタッフはガイドの他にアマゾン川を上り下りする船長、水先案内人、旅の道中の食事を用意してもらう料理人、通訳、
更には日本からのスタッフや、セサル・ラトーレ氏等など7〜8人のメンバーであった。
|
|
|
|
筏に乗って撮影。筏をこいでくれているのはガイドのフリョ・セサル氏
|
|
|
|
|
|
30メートルを超す大木・セイバにぶら下がって撮影。
撮影中はガイドたちが上から引っ張り、下から肩で支えてくれたが、
一歩間違ったら、ジャングルの中だけに大変なことになるところであった。
|
|
一旦アマゾンに入ったら最低1カ月は出て来れない。訪問回数は3回となったが、後半の2回は1カ月半ほどの滞在となった。こうして撮影させて頂いた野鳥や動物や蝶などの数は100種類を超しており、どうやら日本人でそれだけの撮影
の機会を持てた人は他にはおらないようである。
回数だけでなく、得難い体験の連続で貴重な撮影が出来たのは、私を導いてくれたガイドがアマゾンの野鳥や動物に関する研究者としてはペルーNO1の研究者のただ一人の弟子であったからである。
彼は野鳥を探すことに並外れた力を持っているだけでなく、撮影した鳥のほとんど全ての名前を教えてくれることの出来る最高のガイドでもあったのだ。
撮影した鳥の名前についてはクスコのホテルに戻った時、有難いことに師匠が同伴して訪ねて下さり、ガイドの教えてくれた名前を全てチェックして下さったのである。なんともはやこんな幸運に恵まれた私は果報者であった。
どうやら、そうした幸運に巡り合った背景に私のアマゾンにおける過去生があったことは、間違いなさそうである。
今回、徳乃蔵で掲載させて頂いている写真はそうした経緯で撮影できたものであり、写真集『最後の楽園PERU』にはそうした旅の経緯も記されていますので、
未だ読まれておられない方には是非読んで頂けたらと思っています。
徳乃蔵における先月4月のご来館者数が期待していた数より少な目であったので、残された2カ月間で1人でも多くの方にご来館頂けたらと思っております。
展示しております写真の発するパワーはコロナ禍など吹き飛ばす力を持っているはずですので、風潮に惑わされずに是非ご都合をつけられてご来館ください。
お待ちしております。
なお、徳乃蔵の開館日程はHP「スペース&ギャラリー徳乃蔵」でご覧になって下さい。
|
|
|
|
|
|
|
今夜はこの大魚がスタッフ全員のお腹を満たしてくれる。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
全長60センチの「ツメバケイ」。オスとメスの羽の色は同じであるが、
こうして一枝に止まる姿はめったに見ることの出来ない光景で、ガイドも驚いていた。
|
|
|
|
|
|